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まもるくん物語 第九話
(13)害虫忌避、防虫に効果あり
ぼくはMAMORUKUN(まもる君)です。ぼくの主成分であるヒノキチオールは病害虫を忌避する働きがあることで知られています。第2話で触れましたが、ヒノキは昔から「虫除けの樹」と言われ、シロアリが寄りつかないことからお寺や家屋の柱や梁に使われてきました。
「共進化」という言葉をご存知でしょうか。生物は進化する過程で、食うか食われるかの厳しい生存競争を繰り広げています。その中で共に進化することを言います。例えば木と毛虫の例で言いますと、木は毛虫に食べられないように葉にトゲを付けます。そうすると毛虫はトゲが食べられるように自らを変身させます。それならとばかり木はフィトンチッドを体内に作り出し食べられないように進化していくのです。人にとってフィトンチッド全てが安全とは言えませんが、ヒノキチオールは毒性がほとんどないことが明らかになっています。第四話でもご紹介しましたが、権威ある研究機関が病害虫への驚異的な効果と安全性を確認しています。
@ゴキブリ対策 最近はエアコンのせいで冬でも家の中でゴキブリを見かけるようになりました。人と同様、ゴキブリにとっても居心地がいい環境なのですね。ぼくをよく出る箇所に噴霧して下さい。最初は1畳当り5cc以上噴霧して下さい(噴霧器で5回以上噴霧)。その後毎日噴霧を繰り返していますと「ア〜ら不思議」姿を見かけなくなります。
一度ゴキブリを見つけたら直接噴霧してみて下さい。先ず動きが緩慢になり、捕まえやすくなりますが、そのまま放置すると動かなくなります。
Aムカデ対策 ゴキブリ同様普段噴霧している所には寄り付きません。もしも見かけたら直接噴霧して下さい。ゴキブリに似た行動をとります。
勿論全てのゴキブリやムカデが同様な状態になるとは限りません。前にもご紹介しましたぼくの大ファンを自認される社会福祉法人GのU理事長さん曰く「こちらには黄色と黒のゴキブリがいて、黄色いのはすぐに動かなくなるけで、黒いのはしぶといですよ」。人間同様ゴキブリやムカデにも個人差があるのかも分かりませんね。
Bアリ対策 蟻が部屋に入ってきてお困り時、蟻の通り道に噴霧して下さい。
Cアブラムシ対策 甘い果実の木につくアブラムシにも効果があることが確認されています。農薬を使わないですむと果樹を育てている方からお聞きしました。
Dカ対策 蚊に刺されないようにするには肌にすり込むといいですよ。30分程度は蚊が寄ってきません。以前NHKのTV番組でぼくを含浸させた浴衣の紹介がありました。
第九話の最後にビックリ情報をご紹介します。ネズミもぼくが嫌いで寄り付かないという貴重な体験をお聞きしました。ネズミがよく出る所に噴霧したところ出なくなったそうです。お困りの方はお試し下さい。