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まもるくん物語 第五話

(9)カイセンダニを斬る

ぼく(まもるくん)はダニの必殺仕事人なのです。ぼくを噴霧すれば家ダニぐらいなら数分で天国に送ることができます。しかし、長く居座って周囲を困らせる厄介なダニもいます。中でもカイセンダニ・ヒゼンダニは札付きの悪党です。皮膚の中にもぐり込み、猛烈な痒みを伴います。感染力が強く一人がかかるとあっという間に周りにいる人に移り、「痒い、痒い」の大合唱になります。高齢者施設ではこれを極端に警戒し、何とか水際で食い止めようと目を光らせています。お医者さんの処方は、毎日六十(ムトウ)ハップを入れたお風呂に入ることと、安息香酸ベンジル(ベンジルローション)を患部に塗ることです。六十ハップは硫黄が入っていてとても臭がきつく、湯船にこびりつくと後処理に手間がかかります。しかも現在販売されていません。安息香酸ベンジルは副作用があるので注意しなくてはなりません。ところがぼくを使えば簡単にカイセンダニを一刀両断することができます。その必殺技をお教えしましょう。ぼくを

@患部に直接噴霧する。いつのまにか痒みが緩和します。
A部屋の隅々まで噴霧する。(特に寝床、シーツ、布団。)
B肌着など着ているものを洗う時に洗剤と一緒に入れる。(決して他の人の洗濯物と一緒に洗わないで下さい。)
Cお風呂に入れる。
D部屋を出入りする時は体中に噴霧する。特に手指消毒を徹底する。

「な〜んだ」と思われるほど簡単でしょう。こうしますと先ず痒みが緩和します(ダニを駆除することで)。そして4週間で嫌なカイセンダニの顔を見なくてすみます。何故4週間かといえば、ダニが孵化するのに3週間かかるからです。卵の時はいかなる必殺仕事人のぼくでも殺せません。神様は子孫を残すために卵には手が出させないようにしているのですね。孵化するまでご辛抱いただけば、孵化するやいなや1週間以内に仕事を終わらせることができます。必殺仕事人は失敗を許されません。これまで数々の仕事を請け負いましたが全て成功し喜んでいただけました。「そんなもので?」とお疑いのあなた。信じるものは救われますよ。 新潟県糸魚川市にある社会福祉法人GのU理事長さんは「まもるくん」の大ファンを自認される方です。いつもぼくを可愛がってくれて有難う。理事長さんがおっしゃるには「まもるくんを使って助かるのは二次感染をさせないことね。かかった人は仕方ないけど、周りの人に移されるのが困りものなのよ。ヘルパーさんが移されるとそのご家族まで移されますからね。「まもるくん」のお蔭で安心して介護できます。」 最近マダニの被害が報告されていますが、ヒノキチオールはダニに対して強力な繁殖抑制効果があります。ダニ被害でお困りでしたら「まもるくん」をお試しください。
もっと詳しく使用方法を知りたい方はぼくのHP(http;//www.kaitekiseikatsu.co.jp/)の使用例「施設編」を見てね。

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