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快適生活研究所情報 2025年1月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

「まもるくん」は「除菌習慣を身に付けるためのパートナー」です

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

(1)平和な世界はいつ戻ってくるのか。

 昨年はいきなり能登半島地震が発生し、毎日その被害状況をテレビで見て、新年を迎えた気分はなくなり被害に合った方々を思うと何とも言えない気分で数か月を過ごしました。その後も自民党議員の裏金問題、米の品薄と異常な諸物価の高騰、衆議院選挙で与党の敗北、トランプ氏の大統領戦勝利による世界的な危惧、つい最近では隣国韓国の政治的混乱など未来を照らすような明るいニュースがほとんどなく、唯一パリオリンピックのメダルラッシュが国民を歓喜で沸き立たせてくれました。こんな年は私の人生の中で記憶になく、稀有な1年だったと思います。しかし今がどんなに暗く絶望的に見えても、光を見いだせる巳年になりますよう願うばかりです。
 つい最近ロシアの軍事アナリスト小泉悠東大助教授の話を聞いて、うなずける点が多々ありましたので、参考までに少しご紹介したいと思います。「大国同士の戦争は長くて4年。日米戦争も3年半程度で終わっています。その意味で両国ともそろそろ体力の限界ではないかと思います。ロシア兵の死者は30万人、ウクライナも5万人。ロシアは軍の高官や熟練兵が死亡し、兵士が大きく不足したことから最近では熟練兵として北朝鮮から1万2千人を補充しています。しかしモスクワなど主要都市からは徴兵しておらず、もっぱら地方から10倍の給料で徴兵したり、囚人を兵士に充てたりしていますが、皆兵制度は取っていません。この戦争をいまだに紛争だと言い繕ろい、テレビの向こう側の話にして国民を欺いています。
 それにこの戦争は昔のように領土拡大、資源欲しさの戦争ではありません。目的はウクライナの傀儡化、ロシアのコントロール下にウクライナを置くことです。トランプが24時間でとか72時間で終わらせると虚言を弄していますが、そんなたやすい問題ではなく、少なくとも半年はかかると思います。ウクライナは自国の独立が保障されない限り戦争を終わらせることはありませんので、NATOへの早期加入を切望しています。プーチンはウクライナ国民の気持ちを読み違えたのではないでしょうか。」このようにこの問題の本質と現状を分かりやすく説明されました。

(2)縄文時代は1万4千年続いたのはなぜか。

 史上初めて中国を統一した秦の始皇帝でさえ、統一から僅か15年で王朝は滅亡しました。徳川幕府も200年です。その点、縄文時代は驚くほど長期間続きました。思い出してみると私達は歴史の時間でほとんど教えられていません。記憶に残っているのは縄文式土器と大森古墳ぐらいではないでしょうか。縄文とは縄目のついた土器が発見されそう呼ばれていますし、大森貝塚は明治時代にモースというアメリカ人が大森駅付近でこの貝塚を発見したと教えられています。驚愕したのは最近の研究では世界4大文明よりも古く、また1万6千5百年前に世界で初めて土器を発明したことが分かったことです。青森県の三内丸山遺跡の発見で色々なことが分かってきました。例えば3.5cmもある巨大なヒスイが発見されました。これは新潟県糸魚川(ここには20年以上前から「まもるくん」を愛用されている(福)玉成会じょんのびさんがあります)から舟で運ばれたもので、穴あきはアクセサリーに使われたものだと考えられてきましたが、どうやら笛にも使われていたのではないかと言われ始めています。この時代は狩猟時代と私達は教えられましたが、弥生時代の稲作がもうこの時代から行われていたことが、もみ殻等の遺物から分かってきました。でも、何故縄文時代がこんなに長く続いたのでしょうか。一つは温暖な気候で、大きな気候変動がなかったこと、もう一つは他の住民の侵略を受けなかつたことだと言われています。今日のように自国のことしか考えない、とんでもない指導者がいなかったのでしょうね。