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快適生活研究所情報 2023年1月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

(1)大義と謙虚さ

 先日お亡くなりになった稲盛和夫さんは、物事を成就するには「大義と謙虚」さが大事だとおっしゃっていました。何故JALが破錠したのか、そしてなぜ成功したのかを検証すると「私達は何のためにこれをやるのか」という大義が欠けていたからだと破錠後経営のかじ取りを任された大西賢元JAL社長が証言されています。大方が失敗すると見る中で、稲盛さんは「残された3万2千人の従業員を守り、日本経済への悪影響を食い止め、ANAとの正しい競争環境を維持して国民の利便性を守る」という3つの大義を掲げて再建を引き受けられました。そして人間は知らず知らずの内に謙虚さを失っていくのです。「謙虚さは魔除けだよ」と「自分はまだまだ未熟だ、多くの人のお世話になり、今があるという謙虚さを失わなければ、道を踏み外すことはない」とおっしゃっていたそうです。翻ってロシアのウクライナ侵攻ですが、この戦争には大義がありません。あるのはプーチン大統領のNATOへの反発と極端な危機感そして、旧ソ連への回帰願望です。そして謙虚さが微塵もありません。いかに戦争とはいえ病院や学校や民間住宅施設を破壊してはなりません。ウクライナにある電気、水道等大半の民間インフラを攻撃して、ウクライナ国民に極寒の生活を強いるようなやり方は神様がゆるしません。世界のほとんどの国から支持されることはありません。「大義なき戦い」は必ず失敗に終わると思います。

(2)コロナウイルスが増加傾向。

 師走を迎え折悪しくコロナウイルス感染者が激増しています。政府の旅行促進策で需要が増え、海外からも訪日観光客がかなり増えていて、12月日本中久しぶりの忘年会で盛り上がり、大声で歓談し、カラオケに興じれば当然増加するのは目に見えています。最近私の周りでも感染者が目立ち始めています。コロナ慣れし、なっても大したことにはならないという安心感から高を括るようになったのでしょうか。ワクチン接種の効果もあり、重症化リスクは確かに軽減されましたが、お亡くなりになる方は増えています。厚生労働省は感染者が第7波を越えるかもわからないと警鐘を鳴らしています。今年の干支兎が亀に負けるように、くれぐれも油断されませんように。

(3)コロナウイルス4年目突入(中国ゼロコロナ政策緩和・旧正月長期休暇突入)

 2020年1月のダイヤモンドプリンセス号、発祥地の中国の旧正月休みの多くの中国人の入国により感染大爆発したコロナウイルスは4年目を迎えます。
 中国ではロックダウンの徹底(ゼロコロナ政策)を今まで実施していましたが、2022年12月上旬より中国でゼロコロナ政策が大幅緩和されました。
 また2023年1月中旬より中国では旧正月を迎えます。
 現状中国では観光目的での海外旅行は制限されてますが、ビジネス目的の海外渡航は許可されております。様々な手段を用いて多くの中国人が入国されると思われます。
 ニュースでは今中国では感染爆発していると報道されておりますが、小生の前職(中国駐在)の中国人スタッフもかなり大勢が今回のゼロコロナ政策緩和で感染したとメールを頂いております。かなり感染力が強く、 また別の変異株がでているのでは?と懸念しております。。。
 「一層の感染予防対策」は講じた方がいいと思っております。