快適生活研究所情報 2019年11月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)良寛さんの放蕩息子
良寛さんというと村の子供たちと隠れんぼしたり手鞠をついて遊んでいる素朴で温かく優しい姿をイメージします。しかし実際は、曹洞宗の托鉢僧で、師の大忍国仙や高祖道元の教えを守り、生涯寺を持たず、独身を貫き、物質的にも無一物に徹して、清貧を貫いた人でした。結構長生きで74年の人生を送っています。こんなお話があります。「良寛に由之という弟がいて、その息子馬之助は大変な放蕩者でした。弟はある時、良寛に説教を頼みました。良寛は弟の家に滞在したものの、2日経っても説教をしようとしませんでした。3日目の朝家を出ようとした良寛が馬之助に「草鞋の紐を結わいてくれんかのう」と頼みました。紐を結わいている馬之助の首筋に何か熱いものが落ちてきます。見上げると目に一杯涙をためた良寛の顔がありました。馬之助の人生はそこから大きく変わりました。もし良寛が説教をしていたら恐らく馬之助は反発し放蕩はその後も続いたでしょう。聖書にある放蕩息子の話です。「ある人に二人の息子がいた。弟の方は親が健在なうちに、財産の分け前を請求した。そして、父は要求通りに与えた。そして、生前分与を受けた息子は遠い国に旅立ち、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した。大飢饉が起きて、その放蕩息子はユダヤ人が汚れているとしている豚の世話の仕事をして生計を立てる。豚のえささえも食べたいと思うくらいに飢えに苦しんだ。 父のところには食物のあり余っている雇人が大勢いるのに、わたしはここで飢えて死のうとしている。(中略)「お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください。」ところが、父は帰ってきた息子を見ると、走りよって抱き寄せる。(後略) 」何も語らないで、涙を流すことで気持ちを伝える良寛さん。一方聖書でも父親は説教しないで、息子を許し受け入れています。両者で共通しているのは相手への深い憐れみではないでしょうか。皆様はどう思われますか。
(2)秋の曽爾高原
先日ススキで有名な曽爾高原に行ってまいりました。
ススキは写真を見ての通り少し早いかなと思いました。
自然の雄大な景色に癒され、時が過ぎるのをつい忘れて
見ほれてしまいました。
(3)まもるくん豆知識 インフルエンザが早くも流行期に
沖縄県では8月からインフルエンザ流行注意報が発令され、9月末現在東京では警報レベルに達しているそうです。私が通う整骨院の院長にその話をすると「個人事業者だから休むわけにはゆかないので、うがいを徹底しています。出先で水がない場合は飲み物で口の中のものを飲み込みます。胃酸で消毒してくれますから」「まもるくん」をお使いの方には流行期に入ったら毎日お部屋を噴霧することと、「まもるくん」をコップに2cc程度入れた水で手指消毒をし、同じ量で口をすすぐことをお勧めしています。またお出かけの時にマスクの内側に「まもるくん」を2cc程度噴霧することが予防に効果的とお勧めしています。