快適生活研究所情報 2019年7月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)江戸家継承は不思議な流れ 江戸家子猫さん
私が大好きな鬼平犯科帳に密偵相模の彦十役を務めていたお父さんの猫八さんが急逝されたのは記憶に新しいところですが、その長男さんが子猫として活躍されています。先日平成30年度国立演芸場花形演芸大賞を受賞されました。この賞は構成力、演出力、芸の多彩さが問われる難しい賞で3年連続で銅、金、大賞を受賞した方は初めてで、特に色物では珍しいとのこと。お父さんは歌舞伎の子役デビューがきっかけで10歳の時に子猫を襲名し60歳になって猫八を襲名されました。初めて知りましたが「猫八」とは動物の物まねをする人のことを言うそうです。
子猫さんは現在42歳。お父さんから小さい時から「後を継がなくていい」と口癖のように言われていたそうです。何故かと言うと基本的に好きでないと出来ないし、続かないからだそうです。小さい時お父さんとお風呂に一緒に入った時に子猫さんの小指を噛んで鶯の物まねをされ、その小指の痛さが忘れられないとか。ネフローゼを患い12年間入院され病気と向き合われました。少しずつステロイドの量を減らし病気と折り合いをつけていかれました。その間こっそりと「鶯」の物まねをしておられました。お父さんが後を継がなくていいから鶯の物まねだけはしてほしいと言われたそうです。それが江戸家を残すことになるとの思いからでしょう。丁度お父さんが猫八を襲名された時に全国ツアー公演をされました。その時、北陸の法師温泉に鳥の声を聞きたくて一緒に行ったのですが生憎全く啼いておりませんでした。遠くで鶯が啼きましたので、この時にこっそり練習してきた鶯を啼きましたら、お父さんが指導してくれて一緒に全国公演に同行することになったそうです。その時の芸名は「そのうち子猫」と名乗られたそうです。自信が無かったのかなとおっしゃっていました。お父さんに入門して5年。この間学んだことは計り知れないと。もし2年遅かったら今はないと思いますとおっしゃっていました。不思議な流れだったと。お父さんとはキャラクターが大分違うので真面目なキャラを生かそうと思いました。それと声を使う物まねが苦手で悩んだのですが、苦手と言えるほどお前は練習したのかと自分を叱咤し練習に打ち込まれました。その練習場所は動物園で、年間80回、全国60箇所に通われました。ただ行っても先ず啼かないので、飼育員さんと縁を繋いで(何と500人)啼く季節、時間を教えてもらったそうです。物まねの合格ラインは飼育員さんに聞いてもらって笑われるか、上手いと言われた時だそうです。物まねは動物の魅力や素晴らしさを伝える入り口の芸で、今後は環境問題にも取り組みたいと語っておられました。何とも深いお話です。
(2)「まもるくん」豆知識 製造元訪問報告 次亜塩素酸と一緒に使うと効果が高まります
先日久しぶりに大分県佐伯市にある製造元に伺いました。大分空港からバスで最寄駅大手町で下車しましたら目の前に宮明薬局の大きな看板のある事務所が目に入りました。今の社長が3代目、ご長男さんで4代目になるそうです。驚いたのは薬剤師さんが5人いらっしゃることです。(お母様始めご家族) 長く販売している私も知らなかったことがありましたのでお伝えします。特に保育園さんは保健所で公的な認可をうけた次亜塩素酸ナトリュムを使うように指導されています。「「まもるくん」が好きですが保健所からそう言われて困っているんです」との声をよくお聞きします。製造元社長からは次亜塩素酸を「まもるくん」で希釈することで気になる臭いが緩和できますし、「まもるくん」の長所である殺ダニなどの効果は一切損なうことはありません。植物が5億年の進化の中で自らを守るために培ってきた精油。それから生まれた「まもるくん」をこれからもご愛顧くださいますようお願い申し上げます。