快適生活研究所情報 2016年2月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)日本人としての誇りを取り戻そう
CoCo壱番屋から出された廃棄カツの不正転売事件には正直日本人もそんな恥ずべき行為をするのかと落胆しました。オレオレ詐欺もそうですが、私たち日本人は儲かることなら手段を選ばない拝金主義が蔓延していることを猛省し、呼吸を整えなくてはならないと思います。
しかしやはり日本人は凄いというニュースを今朝目にしました。福岡県有田で、大雪で列車に閉じ込められた250人に対して付近に住む住民達がおにぎりなど食物を届けたそうです。
最近読んだジャナーリストの井上和彦さんの著書に感動しました。その中から私たちが知らない話を一つご紹介します。第一次世界大戦の時日本は日英同盟を結んでいました。その時英国はドイツの潜水艦Uボートに多数の船舶が襲われて困り果てていました。ドイツは「無制限潜水艦戦」を宣言し、軍民問わず無差別に攻撃しており、数百艦がその犠牲になっていました。開戦当初から英国は度々同盟国の日本に支援を要請して来ましたが、日本軍の兵士は徴兵制度に基づいて召集されていますので、日本の国益に直接関与しない外征には派遣できないと断っていました。しかし、ついに大正6年(1917年)英国からの強い要請を受けて、地中海に艦隊を派遣することになりました。ドイツの攻撃から連合国の輸送船を守るという通商保護が派遣の目的です。イタリアのサボナ沖で護衛していた英艦T号が敵潜水艦の放った魚雷で沈みかけた時、駆逐艦「松」と「榊」は、悲鳴が上げるT号の元に駆けつけて救助活動をし、乗員3,266人の内3,000人を救助しました。沈没する艦船から、その乗員のほとんどを海難救助した例は他になく、また救助した乗員を手厚く看護したことも報じられて世界の人々に感動を与えました。サボナ港にT号の乗員を降ろして、次の任務に向かう両艦に英国軍兵士や市民たちが港に詰めかけ、あらん限りの感謝の言葉を投じ、手を振って別れを惜しんだそうです。この一件は大ニュースとしてイギリス国内を駆け巡りました。当時海軍大臣をしていたチャーチルは御礼の電報を打ち、国王ジョージ5世はその人命救助をたたえて乗組員に勲章を授与しました。英国議会でこのことが報告されるや「バンザイ」の声が鳴り響きました。残念ながら武勲艦「榊」は英国艦を護衛中に敵の魚雷で撃沈され59名が戦死しています。救助に向かった英国艦船長はこう記しています。「彼ら負傷者は誠に天晴れなるものにして、終始傷の傷みを、一言も申吟せず、苦痛も訴えなかった。当時の兵たちが普通にとった行動、東北大震災の時もそうでしたが、私達は忘れてはならないし、日本人として誇りに思います。
(2)まもるくん豆知識 寒波襲来でインフルエンザが大流行
10年ぶりの日本出身力士琴奨菊の優勝で大相撲初場所がめでたく幕を閉じましたが、珍しいことに多くの力士や行司さんがインフルエンザで休場して私たちを驚かせました。暖冬で 例年よりも随分流行が遅れていましたが、このところの寒さで大気が乾燥し、急激に流行し始めたようです。帰宅時は「うがいと手指消毒」が基本ですが、手指消毒はかなり隅々まで(指の股まで)こまめに洗わないと効果が上がりません。洗い終わった後で「まもるくん」を手に噴霧し、まんべんなく手指に伸ばすだけで効果が行き渡ります。また「まもるくん」をほんの少しだけ入れた水で口をすすぐのも効果的です。加えて「まもるくん」をお出かけの時にはマスクの内側に噴霧されることも併せてお勧めします。