HOME > 快適生活研究所情報

快適生活研究所情報 2015年11月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)異邦人から見た江戸、明治期の日本人に感動

 先月に引き続き、逝きし世の面影(渡辺京二氏著)の中から興味深い日本人の姿をご紹介します。
 21歳のフランス人ボーボワールは日本を訪れる前にオーストラリア、ジャワ、シャム(タイ)中国を歴訪しています。「日本はこの旅行全体を通じ、歩き回った国の中で一番素晴らしい」と述べています。本当に素晴らしいと感じたのは美術でも演劇でも自然でもなく「時々刻々の光景、驚くべき奇妙な風習を持つ一民族と接触することとなった最初の数日間の街上、田園の光景」だと語っています。「この鳥籠の町のさえずりの中でふざけている道化者の民衆の調子よさ、活気、軽妙さ、これは一体何であろう」「日本人の顔つきはいきいきとして愛想よく、才走った風があり、これは最初の一目でぴんと来た」「女たちはにこやかで、小意気で桜色」「弾薬入れのような背中の帯は彼女たちをちょっときびきびした様子に見せ、なかなか好ましい」スイス領事のリンダウは長崎近郊の農村を訪ねたことを書いています。「いつも農夫達の素晴らしい歓迎を受けたことを決して忘れないであろう。火を求めて農家に立ち寄ると直ちに火鉢を持ってきてくれるのであった。私が家に入るやいなや、父親は私に腰掛けるように勧め、母親は丁寧に挨拶をして、お茶を出してくれる。・・・最も大胆な者は私の服の生地を触り、小さな女の子がたまたま私の髪の毛に触って、笑いながら同時に恥ずかしそうに逃げ出していくこともあった。いくつかの金属製のボタンをお礼に与えると「有難う」と皆揃って何度も繰り返しお礼を言う。そして跪いて、可愛い頭を下げて優しく微笑むのであったが、社会の下の階層の中でそんな態度に出会って、全く驚いた次第である。私が遠ざかっていくと、道のはずれ迄見送ってくれて、ほとんど見えなくなってもまだ「さようなら、また明日」と私に叫んでいるあの友情のこもった声が聞こえるのであった」オイレンブルック使節団の人達もしばしば村々を訪ねたが、どこに行っても「茶、卵、オレンジなど」でもてなされ、その代価は驚くべき安さであった。「彼らは不信を抱いたり、厚かましく振舞うことは一度もなく、時には道案内のために、世話好きであるが控え目な態度で、かなりの道のりをついて来たり、あるいは子供たちにそれを命じたりした」
 今の日本人もとても素直で親切です。この前、U−18ベースボールWCの決勝で日本はアメリカと試合をしました。そこでアメリカの選手の好プレーに日本選手は惜しみなく拍手をしていました。古くは「平家物語」にも相手のことを思いやる日本人の姿が描かれています。侍同士が川の中で切り合う場面で、相手の馬の紐が解けて侍が落ちそうな時、紐を締め直すのを待って勝負をしています。
 私たちは欧米の合理主義ではなく、相手を受け入れるDNAを持っていると思います。この日本人の心を失わないようにしたいものです。

(2)まもるくん豆知識 「まもるくん」を使い始めて7年のリピーターさんの声

「この夏は毎朝お布団に「まもるくん」を噴霧してダニを防止し、快適に過ごすことが出来ました。これからの季節はインフルエンザの予防に専念したいと思っております。「まもるくん」と出会って丸7年、やっと実感しております」
「まもるくん」の良さを実感して頂き、嬉しい限りです。有難い感想をお寄せ頂き感謝申し上げます。