快適生活研究所情報 2015年6月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)家庭内暴力を超えて 加藤秀視氏の壮絶な人生
父親の虐待から逃れて7歳から14歳まで養護施設。高校に入ると喧嘩を繰り返して4ヶ月で中退、そして傷害事件を起して逮捕。20歳の時には北関東を中心として最大の愚連隊を立ち上げて裏社会に。「僕はこの業界に入って色々なものをなくしました。人間としてのプライドを失い信用もなくしたのです。・・僕は絶対になくしちゃいけないものを事故でなくしました。それが仲間でした。僕にとって仲間とは家族なんです。施設ではいくら突っ張っていても所詮小学校2年生です。部屋の豆電球に明かりが灯ると、自宅の豆電球の下で親父に殴られて血で真っ赤になっていたお袋の姿が蘇ってきて、それだけで泣き始めました。皆もいつのまにか寄り添うように集ってきて触れ合いながら眠りにつくんですね。そういう家族以上の仲間、弟のように可愛がっていたKを25歳の時失いました。・・そこから二年ひたすら家に引きこもり、精神的にも荒れていて夜も眠れず、十二指腸潰瘍で病院に運び込まれたこともありました。ある講演会で「人は考え方が変わると人生が変わる」「人間で一番大切なのは愛である」と言う言葉がバーンと心に響きました。この時「もしかして俺も変われるかも」と微かな希望を持ったのです」その後キリスト教の洗礼を受けられています。彼が裏社会にいた頃に仲間たちと建設会社を作っていました。人生のどん底を味わったことをきっかけにもう一度会社に戻ることを決意します。彼は仲間にこう言っています。「俺は裏社会から抜ける。おまえたちには迷惑を掛けるかもしれないが、全力で守るから許してくれ。もう逃げることはしない。これからはこの会社できちんと人生と向き合っていく覚悟だ」「家族を大事にしろよ」「仕事をサボルなよ」と彼が学んだことを一つ一つ丁寧に彼らに教えました。しばらくすると、それまで「俺はダメ人間だ」と思っていた彼らが、人生に希望を持ち始め、驚くほど変わっていきました。考え方が繊細になり、仕事は丁寧になり、ミスやクレームも減って、やがて公共事業を受注出来るまでになりました。・・悪だった子供が驚くほど真面目になるので、その噂を聞きつけた人たちがやって来ました。「僕は教育に関しては基本的に親の責任だと思っている人間です」「僕は息子にこんな親、気に入らないだろう。思い切り殴れとけしかけることがあります。「いや出来ません」中には「そんな言い方はやめて下さい」と言う子がいます。こんな良い子をなんであんた達は教育できなかったんだ。それを俺にやらせるなんて丸投げじゃないか。ここでハット気がつく親もいます」ここで受け入れた子は3ヶ月間母親と暮らしてもらいます。「人間は深い部分で繋がらないと、言葉だけでは絶対に変わりません」・・僕は規則やルールで縛ることはしません。変わるのは人間の内側からで、規則やルールではないのです。自分の価値に目覚めて、自分の中の純粋性に気づくことは全潜在力を開発する大切な第一歩だと思います」後に彼にネグレクトした父親を許し、受け入れています。
気づきの大切さ。特に大切なことにいつ気がつくか。それが人間の成長の起点になると思いました。加藤さんは裏社会でどん底を味わったことで、大切なことに気がつかれました。
(2)まもるくん豆知識 害虫の季節
例年、5月に入ると害虫、ゴキブリでお困りの方が「まもるくん」を購入して下さいます。ゴキブリは直接噴霧されると動きが緩慢になりますので、そこをドンと叩かれるようですが、そのままにしておいても、どこかで死んでしまいます。お勧めはテッシュを2,3枚丸めて「まもるくん」を十分に含浸させ、シンクの下とかよく出る所に置いておきますとゴキブリが寄りつきません。また、お庭で雑草を抜く方は、手や顔など露出している肌に「まもるくん」を噴霧しよく摺り込んで下さい。そうすれば害虫が寄ってきません。お試しください。