快適生活研究所情報 2015年2月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)日本人が気づかない日本の美点 在日40年駐日外交団長マンリオ・カデラ氏
「天皇皇后両陛下のお招きでお昼御陪食をさせて頂いた時の思い出が心に残っています。陛下が皇太子時代に私の国サンマリノ共和国にいらっしゃった時のお話もあり、会話が弾み3時間があっという間に過ぎました。その間、部屋の中にはずっと静かに心地よい音楽が流れていました。日本のオーディオはさすがに素晴らしいと思い、不躾にも陛下に質問しました。「この部屋に流れている音楽はとても素晴らしく感動しました。どのようなアンプとスピーカーを使われていらっしゃいますか。恐れ入りますが拝見させていただけないでしょうか」すると陛下はにっこり微笑まれて、カーテンを開けて下さいました。するとそこには小さなオーケストラがいたのです。・・もしかして、陛下はオーケストラが見えると私たちが演奏が終わるたびに拍手しなければならないからと気遣って下さったのではないでしょうか。
「おしぼり」のサービスは他国ではほとんどありません。食事をする前に手を洗う手間を省いてもらうという日本人の気配りから生まれた習慣ではないでしょうか。寒い季節には暖かいおしぼりが、暑い季節には冷たいおしぼりが出されるなど、その細かい心配りには本当に驚かされるばかりです。
私が日本に対して一番不思議なのは、国民の多くが自国の成り立ちについて知らないことです。今生陛下が百二十五代であらせられることだけではなく、初代神武天皇であること、また諸説あるにせよ神武天皇を起源とすると、二千六百七十五年以上も男系の子孫がずっと皇位を継承していることすら知らない学生もいます。
実は靖国神社は第二次大戦後、軍国主義の象徴とみなされ、GHQ内には焼き払った上、ドッグレース場にしようとする動きがありました。これを止めたのは上智大学で教鞭をとっていたブルーノ・ヴィッテル神父でした。「如何なる国も、その国に殉じた兵士に対して敬意を表する権利と義務があり、戦勝国、敗戦国問わず平等である。もし、アメリカ陸軍が靖国神社を焼却したならば、歴史に永久に消すことの出来ない汚点を刻むだろう」またアメリカのカトリック教会のパトリック・バーン神父も同じように靖国神社の存続に尽力されました。」 私は氏のお話で始めて気付かされたこと、そして知り得たことに少なからず感銘を受けました。靖国について私達は加害者意識からともすれば中国等の批判に目を向けがちですが、色々な方々の意見に耳を傾けて公正に考えてみる必要があるのではないでしょうか。
(2)まもるくん豆知識 インフルエンザが大流行
全国的にインフルエンザが流行しています。年末年始139万人の方が感染したのではないかと厚生労働省は推定しています。沖縄、福岡、滋賀がワースと3だそうです。1月4日現在警報が出されている地域は1道、1都、2府、36県にのぼっています。1月16日国立感染症研究所も全国的に警報レベルだと発表しています。とにかく外出から帰宅されたら先ず丁寧な手洗いから始めましょう。そして「まもるくん」で除菌し指間の菌も逃さず除菌。そして「まもるくん」をほんの少し入れたお水で口をすすがれることをお勧めします。