快適生活研究所情報 2014年12月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)仕事は仕えることと書きます
東日本大震災。宮城県南三陸町の防災対策庁舎で「大津波警報が発令されました。高台に避難して下さい」と亡くなるまで防災無線で呼びかけ、多くの方を救った遠藤未希さんのことを皆さん覚えていらっしゃると思います。最近残されたご両親は命を守った娘の遺志を語り継ぐために民宿「未希の家」をスタートされたそうです。翻って明治42年、北海道官営鉄道天塩線の名寄駅を発車した列車は旭川に向かっていました。しかし途中の塩狩峠で最後尾の客車の連結が外れて逆送し、勾配を下って暴走しました。満員の乗客に死が迫ります。そのとき鉄道職員の長野政雄さんが線路に飛び降りて、自分の体で車輌を止め、自らの命と引き換えに乗客の命を救いました。三浦綾子さんの「塩狩峠」という小説にもなったこの実話と遠藤未希さんのことが重なります。
昭和37年五島の福江大火の時、ある郵便局員が、猛火せまる中、市内のポストをくまなく回り、郵便物を全て回収しました。
またある消防士の男性が他県でデ−ト中に交通事故に遭遇し、瀕死の被害者に人工呼吸を行い、しばらくして来た救急車に何と一緒に飛び乗ったそうです。当然他県に置き去りにされた彼女に振られてしまいましたが、後悔はないと話されています。見て見ぬふりをしていれば一生後悔するだろうと。
究極の仕事の尊さは、仕事でどれだけ人を幸せに出来たか、どれだけ愛をこめられたかにあります。……出世することでもお金儲けをすることではなくどれだけ人に喜んでもらえるかです。そして「仕事は仕えることと書きます。多くの方がこの原点に気づき直し、互いの持ち味を敬愛し、活かし合う社会となりますようにと祈ります。」とエッセイストの山谷えり子さんは述べられています。
陽明学者、思想家安岡正篤氏の座右の銘は「一灯照隅」です。「一つの灯火を掲げて一隅を照らす。そうした誠心誠意の歩みを続けるといつか必ず共鳴する人が現れてくる。一灯は二灯になり三灯になり、いつか万灯となって国をほのかに照らすようになる。だから先ず自分からはじめなければいけない」
田中良雄さんの言葉が胸を打ちます。「一隅を照らすもので私はありたい 私の受け持つ一隅がどんなに小さいみじめなはかないものであっても 悪びれずひるまずいつもほのかに照らしていきたい」 私もそうありたいと思います。
(2)まもるくん豆知識 ウイルスの季節到来 まもるくんの抗ウイルス効果
「医者や薬剤師が風邪薬を飲まないのは何故でしょうか」という疑問がネットで目に留まりました。その答えを見ますと「風邪の原因はほとんどウイルスで風邪薬は効果がないし、却って副作用があることを知っているから」とありました。ウイルスは細菌と違い抗生物質が効かないのです。著書「医者に殺されない47の心得」の近藤誠先生も、「ウイルスに抗生物質は効かないのに、カゼに大量に処方して、かって世界生産量の7割が日本で消費されていて、薬剤耐性菌の蔓延も招いた歴史があります。インフルエンザ治療薬のタミフルも実際には無意味、有害という研究があるのに、世界生産量の8割が日本に流入しました」と話されています。「まもるくん」の主成分であるヒノキチオールはSARSウイルスの研究で増殖を抑制することが確かめられています。抗菌効果も兼ね備えた「まもるくん」でこの冬も安心してお過ごし下さい。