快適生活研究所情報 2013年4月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)グリーフケア 死への不安 高木慶子先生
グリーフケアをご存知でしょうか。両親、つれあいや恋人を突然なくし悲嘆にくれる方や喪失感から抜け出せないで悩んでいる方に対するお世話です。上智大学グリーフケア研究所長の高木先生は死を迎える160人以上の方のお世話をしてこられました。「人は皆等しく死を迎えます。年は寄って来るから年寄りと言います。一方死は向こうから近づいて来るものです。ターミナルケアをしていると99.9%の人は「先生あの世はあるのですか」「地獄はあるのですか」と尋ねられます。皆さん死んだらどうなるのか、無になるのが不安なのです。死に方にも色々あります。どういう場所で死ぬのか。病院で、ホスピスで、自宅でなど。またどういう心でこの世とお別れするのか家族にとってもとても心配なことです。親しいお医者さんに頼まれて余命いくばくもない中小企業の社長さんのお世話をすることになりました。会社を一代で築き上げたやり手社長さんです。お邪魔すると「何しに来た。もう来るな」と言われました。4回目でやっとお話出来るようになりました。「俺はこれまで無茶なことをしてきたから天国にはいけない。しかし地獄には行きたくない。」と。それでは中国に行かれたらどうですかと冗談を言いますと、それはいい。チャイナには行きたくないが中国はいいなとおっしゃいました。先生は怖がらなくてもいいですよ。あなたの一番会いたい人があなたを迎えてくれて、お帰りなさいと言ってくれますよとお話になりました。色々とお話をする中で最後は「オイ」といつも呼んでいた奥様や長男さんを名前で呼んで「世話になった。有難う」と言ってお亡くなりになったそうです。いい死に顔だったそうです。ご家族はあの我侭で頑固な親父がどんな死に方をするのか心配されていたのですが、後でご挨拶に見えられて涙を流してお喜びになったそうです。先生は「心を静かにして、大切なものを受け入れることが大切です」とおっしゃいました。
お話の中で大変面白かったのは、最後まで男性は加害者意識が強く、女性は被害者意識が抜けないそうです。例えば「いじめられた姑と嫁は許せない」と最後まで言うそうです。女性の皆さん恨みをあの世まで持っていかないように気をつけましょう。
お話を聞いて、1日に一回静かな時間を持って、自分を素直に見つめ、謙虚になることが大切だと思いました。そこで心を清め、心を強められるのではないでしょうか。
(2)まもる君豆知識 カイセンダニなど害虫に「まもるくん」
3月5日は地上の温もりを感じて、眠っていた虫たちが穴から出てくる「啓蟄」です。
これから日を追うごとに春が近づき、やっと長い冬のトンネルから脱します。
これから心配なのは花粉そして黄砂と共にやって来る大気汚染物質PM2.5です。また、雑菌や虫の増殖です。「まもるくん」の主成分であるヒノキチオールは優れた抗菌作用で菌の増殖を抑制します。またゴキブリ、蚊など害虫を忌避する優れものです。最近カイセンダニが流行していると聞いています。弊社にも昨年来お問い合わせが来ています。「まもるくん」はカイセンダニ、ヒゼンダニに強力な忌避作用を持っています。その不思議な作用に驚かされます。「まもるくん」をご家庭に常備されると何かと便利です。