快適生活研究所情報 2013年2月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)心の発達は7段階 あなたの段階は?
「修身」の度合いを心理学的に考察した薄衣佐吉氏(故人)が、心の発達を7段階に分けておられる。第一段階は自己中心の心。赤ちゃんの段階で自分の欲求だけで生きている段階です。第二段階は自立準備性の心。幼稚園児の頃です。例えば母親に用事を頼まれたらそのお手伝いをする段階です。第三段階は自立力の段階です。成人を迎え職につき、親の手を借りないで自分の力で生活することが出来る段階でしょう。第四段階は開発力の時代。困難に立ち向かい開発改善していく力を持つ段階です。家庭を持ち、家族を養っていく上で精神的にも経済的にも困難が立ちはだかりますがそれを跳ね除ける力を持つ段階でしょう。第五段階は指導力。部下を指導していく段階です。第六段階は包容力。好き嫌いを越えて人を包容できる段階です。第七段階は感化力です。その人がそこにいるだけで周りを感化する段階です。当たり前のことかもしれませんが人は加齢と共に身体的年齢は増えますが、心の発達は必ずしも比例しません。薄衣氏の次の解説に愕然としました。「年は取っても全体の75%の人は第二段階の状態で終わる。第三段階に行く人は僅か15%、第四段階以上にいたっては10%である。」さてさて私は何段階だろうか。家内に聞くと恐らく……。仏教詩人坂村真民さんの詩をご紹介します。
私が尊ぶのは その人の思想ではなく その人の生き方だ
私が木を見て感動するのも 絶えず天に向かって伸びようとしている
あの張り詰めた姿にある
(2)あずさからのメッセージ 障害児の兄弟から学ぶ
是松いづみさんは障害児がいじめられていることに心を痛め、障害児を持つ母として、また教師として伝えていこうと決意されました。それが「あずさからのメッセージ」という授業です。ダウン症で生まれた梓ちゃんのことを、兄弟2人にどのように伝えるか迷いました。「梓はダウン症でこれから先ずっと自分の名前を書けないかも知れない。」と話したら、子供たちは「僕が代わりに書いてあげる」とか「私が教えてあげる」とか答えるだろうと思いました。すると「こんなに可愛いっちゃもん。いてくれるだけでいいやん。なんもできんでいい。」(中略)また娘が「将来は沢山の子供が欲しい。もしかすると私も障害がある子を産むかもしれないね。」と言ってきたことがあります。「もしそうだとしたらどうする」と尋ねました。すると娘が答えたのは「そうだとしたら面白いね。だっていろいろな子がいた方が楽しいから」 子供ってすごいですね。実に素直な答に癒されました。
(3)まもるくん豆知識 変異したノロウイルスにご注意下さい
ノロウイルスでお亡くなりになる方が増えています。特養に限らず病院でも亡くなっていることに驚かされます。ほとんどの方はノロウイルスが普通3日程度で良くなると理解していて安心していらっしゃると思います。変異し感染力が強いノロウイルスに対して「まもるくん」は感染の広がりを抑制することができます。発症した人が出たらその方の周囲を集中的に30秒以上噴霧し、周辺にも数時間おきに噴霧して下さい。私の体験では2時間おきに噴霧を繰り返し、広がりを押さえ込みました。詳しくはHPをご覧下さい。