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快適生活研究所情報 2012年1月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

(1)坂の上の雲に感動

 「まことに小さな国が開化期を迎えようとしている。」というナレーションで始まるNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」。当時の日本の力はロシアに比べれば大人と子供です。国力(経済力、兵力、人材、資金力等)は桁違い。特に戦費を賄う資金ですが、国外に流出すると思われる資金の見積額の3分の1しかなく約1億円を外債で調達しなくてはなりませんでした。そんな中でロシアを敵に回し無謀とも言える闘いを挑んだのです。来る日本海海戦を前に旅順要塞を押さえてウラジオストックのロシア艦隊を殲滅しなければ日本の勝利がないことをここで戦う誰もが痛いほど分かっていました。難攻不落の旅順要塞を諦め、秋山真之が当初から主張していた203高地を落とすまでに何と1万2千人の犠牲者を出しました。乃木は203高地を落とした翌日詩の中で「なんじの霊の山」爾霊山(にれいさん)と書きました。この地に眠る多くの兵と愛息2人への鎮魂を込めて。ドラマの中で軍人達は口々に「旅順を落とさないと日本国は壊滅する」と叫びます。その悲痛なまでの叫びが胸を熱くします。要塞から放たれる機関銃で次々と倒される兵士たち。その屍を越えて突撃を繰り返します。「この要塞を落とさないとこの国は滅びる」と。このドラマを見て当時の日本人が、それは旧士族出身者ばかりではなく、農家出身の兵士にいたるまでいかに国を愛していたかがよく分かります。今の日本人が愛国心に目覚めるのはオリンピックかワールドカップの時ぐらいでしょう。しかし私達にもこのDNAが脈々と受け継がれていると思います。大震災に挫けることなく、復興に向けて奮闘する被災地の方々を見るにつけそれを実感します。森麻季さんが歌う主題歌を聞いた被災地のAさん「この歌を聴いて、ますます日本が大好きになりました。老骨に鞭打って日本のために頑張ります」 再びナレーションに戻ります。「彼らは明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながら歩く。登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂を登っていくであろう。」

(2)立川談志さんの小話

 昨年11月お亡くなりになった落語界の奇才立川談志師匠。先日ラジオで小話を聞いて可笑しいのとその頭のよさに感心しました。その時聞いた小話を一つご紹介します。
 友達に誘われて中国で中華料理を食べに行ったんだ。北京ダックを注文すると「没有(ありません)」、それじゃあと「ふかひれ」を頼んだらこれも「没有」ときた。友達にこの店はどんな店なんだと聞くと、「カモなくフカもなく」て答えやがった。

(3)新商品のご案内 ハンドソープ 極洗い

 この度「ハンドソープ極洗い」を発売することになりました。この商品は魚、灯油など嫌な臭いを取り、墨、マジックインキなど頑固な汚れを落としてくれる画期的な商品です。保湿成分が入っていますから手に優しく安心してお使い頂けます。特におしめを扱いアンモニアの臭いがなかなか取れないでお困りの方、絵画や書道を習っておられる方にお勧めします。医薬部外品です。定価2,100円。
 今年も除菌・消臭液「まもるくん」を宜しくお願いします。