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快適生活研究所情報 2011年10月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)自然を畏敬することの大切さ

 高齢者人口が23.3%を超え、100歳以上の方が何と全国で4万5千人以上いらっしゃいます。先日ラジオを聞いていますと今年92歳を迎える俳人の金子兜太氏が震災について鋭い見方をされていました。「今の日本人は昔に比べて自然に対する畏敬の念が薄くなっている」と。そのお話を聞いた後で震災でお亡くなりになった方と助かった方の避難する時間差は僅か2分で、助かった人ほど津波を恐れていたとのアンケート結果を耳にしました。最近でも台風12号に遭遇したご老人が「ここまで水は来ないだろう」とたかをくくり避難をしないでお亡くなりになったそうです。普段は穏やかで私達を癒してくれる自然ですが突然牙を向き襲い掛かってきます。以前ご紹介した宇根豊さんが自然について興味深いことを話しておられます。「日本語の自然には2つの意味があります。一つめは「人間の手が加わらない。自ずから然る」と言う意味です。二つめが「自然環境」と言う意味です。・・英語のNatureは人間以外を指します。それまでの日本人は、人間とそれ以外の有情(生きもの)を分ける言葉を持っていなかったからこそ、私達の先祖はNatureを輸入しなくてはならなかったのです。」キリスト教では創世記にあるように神は天地を創造され6日目にご自分に似せて人間を作っています。そして「海の魚、天の鳥、家畜、地上のけものすべて、地をはうものすべてを」人間につかさどらせたのです。自然をつかさどるのは人間という考えです。「しかし日本では、神が自然を創造したという世界観はありませんでした。神は人間にもそれ以外にも宿っていると考えていたのです。つまり人間以外を自然という言葉でひとくくりにするのではなく、その自然の内側で一つ一つの生き物と一緒に生きているのです。」被災した人々から自然への恨み言はついぞ聞きません。津波や海を恨んでも仕方ないと心底思っているのです。金子さんは自然の怖さを知ってその守りをしたらいいと話します。自然だから仕方ないと諦めないで津波の危険性が少ない高台に住居を移すとか、より頑丈で高い堤防を築くとか、その努力はするべきだと話されていました。それが歴史と経験から学ぶ人間の知恵であり、その行為は裏返すと自然を畏敬する心なのではないでしょうか。

(2)まもるくん豆知識 汗もやトビヒが消えた

 先日まもるくん発売当初から愛用されている方と久しぶりにお話しする機会がありました。お使いになったきっかけはお孫さんのアトピーでした。1年半で花粉症まで良くなったと喜んで頂きました。以来ご愛顧頂いています。今は病院から出されて自宅で療養されていて90歳を越えるお父さんの介護に主にお使いだそうです。最近体中に皮膚炎が出て医者に見て頂くと汗もだと診断されたそうです。ご家族はトビヒではないかと言っておられます。「まもるくん」のお陰ですっかり良くなり、「まもるくん」への信頼がますます高まったとのこと。「まもるくん」は医薬品ではありませんが、時折体質に合った方には大変な効果が現れ感謝されます。販売するものとしてヒノキチオールの不思議な力を目の当りにして驚いております。