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快適生活研究所情報 2011年9月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)日本の針路

菅首相の退陣を受け民主党の代表に野田佳彦氏が選ばれました。5人の候補者の演説を聞いていて今後日本をどういう国にしたいのかついぞ聞こえなかったのは残念でした。宮城県知事の村井嘉浩氏も「民主党政権はこの国をどこに導いていこうとしているのかが伝わってこない」とおっしゃっています。また大震災について「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶといいますが、我々は50年前の経験に学んで、千年前の歴史に学んでいなかった。」と述べられています。続いて「以前と同じような町を作って、また津波の被害を受けるわけにはいきません。今度は高い所に住んで頂かなければなりません。早く高い所に町づくりをして、太い道路を作って、津波が来たらすぐに車で逃げられるような環境をつくる必要があります。とにかくすべての問題を突き詰めてゆくと財源の問題に行き当たるのです。」野田次期首相はこの財源をどうするのか明言を避けました。目前に迫った復興の財源をどう捻出するのか、野田氏は明確に国民に示して理解を得、被災地の方々に安心と希望を与え、早期に復旧、復興を成し遂げて頂きたいと思います。
今回の震災で被災されて方々は、毅然とした態度で日本人の素晴らしさを示して下さいました。配られたたった1つのおにぎりを分け合い、ある避難所では自分たちの所に物資が届いても、自分達よりももっと困っている所があるからそっちに持っていって下さいと譲られたそうです。このような感動の逸話を沢山耳にしました。孟子が4つの大事なものを上げています。一つは惻隠の心、思いやりです。もう一つは羞悪の心、恥を知る心です。そして辞譲の心、何事も譲るということです。そして是非の心、善悪を知ることです。被災者の方々は皆これをごく自然に実践されました。このような日本人に誇りを持ち、この日本をこれからも守っていきたいと多くの国民が思ったことでしょう。以前ご紹介しましたが藤原正彦さんがおっしゃいました。「家族愛、郷土愛、祖国愛、この三つの愛が健全に育ってはじめて愛も崇高な人類愛を持つことができる。三つの愛なくして人類愛は砂上の楼閣にすぎない。」この言葉をもう一度噛締めたいと思います。
そして日本の針路を考えたいと思います。

(2)洞川温泉

 奈良県吉野郡天川村にある温泉です。大峰山の麓にあり、修験者が立ち寄る宿が道路わきに並んでいます。その一つに先日宿泊しました。前鬼と後鬼の湯がありました。これは役の小角に仕える赤鬼と青鬼の弟子が、こちらに住み着いたという逸話からきているそうです。弱アルカリ単純温泉で肌に優しいとても心地よい温泉でした。

(3)まもるくん豆知識 アトピーが良くなりました

 広島のリピーターさんから嬉しい情報が寄せられました。「2年前から子供のアトピーでお風呂に入れて使っていましたが、すっかり良くなりました。」まもるくんは薬剤ではありません。使われる方の個人差があり、体質もありますので皆が皆良くなるわけではありません。しかし時々こういう嬉しい情報が寄せられます。