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快適生活研究所情報 2011年8月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)脱プルトニウム原発は可能

放射線を発見したキューリ夫人はウランを素手で扱いながら研究した結果、指が曲がらなくなり白血病に侵されてしまいました。そして「神の領域を侵した罰が私に下った」と言って亡くなりました。 品質管理、原子力、海洋、探検など数々の偉大な業績を残し、初代南極観測越冬隊長で知られる西堀榮三郎氏は、晩年最も気にかけたのは原子力の行く末だったそうです。最後の研究は「トリウム熔融塩炉」」という新しい原子炉の開発でした。この開発に情熱を傾けておられたそうです。ご承知の通り現在の原子炉はウランを利用していますが、トリウム熔融塩炉はトリウムを用います。西堀榮三郎氏が後を託し、現在この研究の第一人者でトリウム熔融塩国際フォーラム理事長をされている古川和男氏は次のように説明されています。
「トリウムという元素は、少数国で寡占状態になっているウランとは違い、偏在していないという長所があります。またウランよりも軽く、核燃料としてもプルトニウムがほとんど生まれないため、核拡散の恐れがほとんどありません。そして液体であるため、固体燃料の製造が不要で非常に経済的です。頑丈な容器配管に納められた燃料は科学的にもっとも安定した物質で、もし漏れても受け皿でタンクに回収されます。仮に炉が爆破されても、漏れた熔融塩は直ぐ安定したガラスに固化するのみです。燃料の減った炉は自動停止し、塩自体も炉から出ると中性子が減速されず臨界とならないため、原理的に重大事故を起こしません。頻繁に発電を停止して燃料交換をする必要もないのです。今世界中で頭を悩ませている地震や軍事攻撃を含めての安全性、経済性、核拡散防止性、燃料再処理・再循環、核廃棄物処理などの問題が解決されると私は考えています。」
驚いたことに、この炉系は第二次大戦中米国のウィグナー博士によって「理想形態の原発」と予言され、その高弟であるワインバーグ博士がオークリッジ国立研究所で基礎開発に成功しています。当時プルトニウムを生産しないこの原子炉は軍事的に無価値なものとして開発が中止されていたのです。この原子炉が開発されていたらスリーマイル島、チェルノブイリそして福島原発の事故はなかったでしょう。

(2)まもるくん豆知識 ウェットティシュに含浸させて

香港のお客様から面白い使い方を教わりました。ウェットティシュに「まもるくん」を含浸させて、レストランとかで汚れが気になるテーブルを拭いたりするのに使っておられるそうです。ご存知でしょうか? ウェットティシュには皮膚障害の恐れがあるパラペンという防腐剤が使われています。しかも水がたっぷり含まれています。当然水は劣化しますので防腐剤というわけです。「まもるくん」を含浸させて天然除菌ウェットティシュに変身させ、安心して使うことができるとのこと。

(3)夏季休暇のお知らせ 8月10日から15日までお休みさせて頂きます

誠に勝手ながら夏季休暇をとらせて頂きます。9日までのご注文は即日出荷させて頂きます。10日から15日までのご注文は16日出荷となりますのでご注意下さい。