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快適生活研究所情報 2009年12月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)「びっくりしたなあ、もう」2代目三波伸介さん襲名

1970年代から80年代にかけてお笑い界をリードした三波さん。私などは伊東四朗さんたちと「てんぷくトリオ」で活躍した頃から存じ上げています。こぼれるような笑顔が印象的でした。NHKのお笑いオンステージの「減点パパ」のコーナーでさらに人気をはくした喜劇役者さんです。52歳の時大動脈瘤破裂で早世されました。その息子さんの伸一さんが12月8日2代目三波伸介を襲名されます。先日ラジオでお聞きしましたがお声がそっくりで、村上アナウンサー曰く顔もよく似ていらっしゃるそうです。三波伸介さんと言えば似顔絵がとっても上手なことで知られています。息子さんがその絵を整理して襲名の日に画集を出版されるそうです。「おやじさんはすごく人が良くって」とそのエピソードの一つを紹介して下さいました。

公演を終え新幹線で少し寝るかなという時に一人のおばあさんがやって来て、こう頼みました。「戦災で何もかも焼かれ、戦死した主人の写真も焼けてなくなりました。私に主人の記憶がある内に似顔絵を書いてもらって子や孫に残しておきたいのです。描いてもらえませんか。」それを聞いた三波さんは疲れているにも関わらず「いいよ、おばあちゃん。ご主人の顔の特徴を言ってご覧」と言って似顔絵を描かれたのです。

その絵を見ておばあさんは「そっくりです」と言って号泣されたそうです。伸一さんはこのことが今も忘れられないと話しておられました。

(2)等張性温泉やぶっちゃの湯

年末になると1年の疲れを温泉で流したいと誰でも願います。そこで近畿の方にお勧めの温泉をご紹介します。車で国道163号線を伊賀上野方面に向かいます。笠置、月ヶ瀬を過ぎ、2,3分すると島ヶ原方面の大きな看板が見えてきます。指示通り左折して道なりに走ること5分左手に大きな橋が見えてきます。これを渡りきるとこの温泉に到着します。電車でしたらJR関西本線を利用し島ヶ原で下車して下さい。バスで約5分で到着します。

やぶっちゃとは島ヶ原の方言で「みんな」という意味だそうです。この温泉は表題の通り全国でも珍しい等張性温泉です。等張性とは浸透圧のことで、人間の体液に非常に近い状態の温泉で、長湯しても湯疲れしにくいそうです。大浴槽、露天風呂、サウナの他にかけ流し源泉風呂があるのに驚きました。これは嬉しいですね。加水、循環しておらず35.7度と少しぬるめですが(夏なら最高)本格的な温泉を堪能できました。地元食材を使った食事も大変美味しく、中でもやわらかい伊賀牛を使ったものがお勧めです。温泉に併設してバーベキュウテラス、エステサロン、リラクゼーションルームや畳敷きの休憩室がありゆっくりくつろげます。

ここで製造販売しているラーメンを買って帰り食べてみましたが、なかなかの味で、安心していただくことができました。温泉棟の周囲には地元野菜の販売所、オートキャンプ場やテニスコートもあり、幅広い層で楽しむことができます。ぶらりと何の気なしに訪れましたが、また来てみたい温泉の一つになりました。ちなみに入浴料は800円です。