快適生活研究所情報 2008年12月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)九州国立博物館は人にやさしい
3年前の10月福岡県太宰府市に建設された博物館です。博物館としては始めて免震装置を備え、安心安全な博物館として注目を集めています。設立委員の阿川佐和子さんが「生きた博物館に」と提案され市民の全てが楽しめるように考えて設計されました。既に入館者は500万人を超え、日本だけではなく韓国、中国を始めアジア諸国からも沢山の方がお見えになっています。
初代館長の三輪嘉六さんのお話をラジオでお聞きしました。お話の中で「この博物館は日本文化の形成をアジア史的観点から捉え、次の文化を創造する原点にしたい」と話されていました。日本や中国、韓国、タイ、ベトナムなどの博物館では和紙や布の展示品が多く、驚いたことにその数は全体の75%を占めるそうです。この博物館は高度な紙の保存修復技術を備えており、これらの諸国に協力するその拠点にしたいとも語っておられました。
ある日盲導犬を連れたご夫婦が来館され案内されたそうです。ご案内を終えてご夫妻に感想をお聞きすると「健常者と同じ風に当たりたい」とお話になったそうです。そういえばこの館の展示品の一部は手で触ることが出来るとのこと。このお話を聞いて作家の曽野綾子さんのお話を思い出しました。曽野さんはご主人の三浦朱門さんと毎年盲人ボランティアで聖地を訪ねておられます。向こうでは盲人達が手で触れるように立ち入り禁止の柵を外して中に入れてくれたそうです。曽野さんをそれ以上に感動させたのは周りにいた観光客がボランテイアに我がことのように感謝の言葉「有難う」をかけてくれたことだったそうです。
九州国立博物館がこのような小さな人々にやさしい思いやりのある気配りをしていると知り一度行ってみたくなりました。
(2)MAMORUKUN豆知識 感染症が流行りだす季節になりました
弊社の得意先である高齢者施設や保育園さんに「11月から3月までは感染症予防月間と考えて予防に取り組んでは如何ですか」と呼びかけています。ある園長さんからお聞きすると衛生に関わる費用はバカにならない額だそうです。でも感染症が蔓延することを思えばお金のことを言っておられないとのこと。11月号で紹介した読売新聞の記事にありますように、「まもる君」の主成分であるヒノキチオールは新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)とほぼ同じ遺伝子配列のウイルスの感染力を低下させる効果があり、新型ウイルスにも効果があるそうです。
「まもる君」はタンパク質を破壊する界面活性剤を一切使用しておりません。それに代わって植物性のヤシ油石鹸を乳化剤として使い水溶化をはかりました。ですから「まもる君」は安心してお部屋やフロアーに噴霧することが出来ます。ご承知の通りインフルエンザウイルスには湿気を与えることが有効です。加えて「まもる君」は室内を除菌してくれます。また次亜塩素酸ナトリウムのような塩素系薬剤しか効果がないノロウイルスに対しても、「まもる君」なら安心して噴霧でき、より大きな予防効果と二次感染防止効果を得ることができます。この冬は「まもる君」で乗り切りましょう。