快適生活研究所情報 2008年10月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)スエーデンの環境保全の考え方に納得
使っているエネルギーが地上のものか、それとも地下のものかで環境を破壊するものかどうか判断できるとお聞きしびっくり。考えてみると地下から採掘される石油、天然ガス、石炭は二酸化炭素を排出します。一方地上のもの、例えば風力はCO2を排出しません。スエーデンはこれを推進しています。世界で環境の悪化が原因で1400万人の方が亡くなっていると聞きショックを受けました。CO2削減は何処の国にとっても待ったなしの差し迫った問題です。自国の利益に拘って、このまま放置すれば自分で自分の首を絞める結果になります。手遅れにならない内に何とか……。
(2)いのちをバトンタッチする会代表 鈴木中人氏
最愛のお子さん(景子ちゃん)を小児癌で亡くされた時、「この子の『体のいのち』は亡くなったが、『心のいのち』は生きている。景子の生き抜こうとした心のメッセージを伝えていこう」と決意されました。会社を辞めてNPOを立ち上げ子供たちに体験談を通して「いのち」の大切さを語っておられます。鈴木氏曰く、子供たちが「いのちの尊厳」を理解するのは祖父母の死に立会い、父母が涙を流す姿を見た時で、死を、かけがえのない「いのち」を自然にストレートに感じ、「いのち」は自分だけのものではないと直感するのだそうです。自殺者が出た学校に行くと、イジメや自殺は悪いことだと教えていますが、肝心の「いのち」の大切さを教えていません。困っている人を見たらその人だけの問題ではなく、周りの人にも何か問題がないか、解決するために何か協力できないかと考えること。誰でも自分だけで生きられない時があります。そこで周りにいる人が寄り添い、支えてあげる。自殺する子供は一様に絶望的な孤独感を抱いていて、存在そのものが消えています。一人ぼっち。誰からも愛されていないと感じています。そんな子供に「あなたは愛されている」と伝えてやることが何よりも大切だとお話になります。例えば「お前が生まれた時、産声を上げないので心配して一生懸命お尻を叩いたのだよ。産声を上げた時どんなに嬉しかったことか」と話をすると「僕は親から愛されて生まれてきた」と実感するそうです。
景子ちゃんが亡くなる前、氏は息子さんに死に立ち会わそうかどうか迷っていました。ある日お見舞の帰りに「お姉ちゃんいつお家に帰れるのかな」と話すのを聞いて、立ち合わせようと思いました。「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と大粒の涙を流しながら姉の足をさすり続ける姿に胸を打たれたそうです。 現代は人の心のベースになるものを置き去りにしていると話されます。例えば「いただきます」「ごちそうさまでした」と手を合わせることなどです。生活の中で心を育むことが大切なのですね
(3)MAMORUKUN豆知識 新ステッカーの紹介
11月「まもる君」は新しいステッカーに変わります。ご承知の通り原油価格の高騰から「まもる君」の容器、ダンボール、送料などが相次いで値上げされました。弊社は現状価格を維持しますが、経費削減の一環としてステッカーを統一したいと思います(おためし用除く)。新ステッカーは山林に囲まれたゆったりした田園風景になっています。