快適生活研究所情報 2008年08月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)月刊「致知」創刊30年 もっと早く出会いたかった
ラジオで藤尾社長のお話を聞くまでこの雑誌のことを知りませんでした。時々の錚々たる人物が登場されています。氏が坂村真民(仏教詩人)さんにどうしたら売れるようになるか相談されたら「藤尾さん、一つのことを25年間こつこつ続けると不思議なことが起こりますよ。それは天からのご褒美なんです」。25周年を迎えたある日、ある女性からお手紙を頂き「月間致知をある所で見て素晴らしい本だと感動し、以来購読しております。私は癌で余命いくばくもありません。そこでお礼に僅かですが寄付させて頂きますのでどうかお納めください」との内容。書かれた数字をみて10万円かなと思っていましたが、振り込まれた金額を見てびっくり。何と100万円だったのです。あきらめないで地道にこつこつ。励みになります。
(2)人間の成長を考える2つの事例
吉田松陰は人を育てる天才と言われています。彼の松下村塾で久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、井上馨始め幕末、明治維新で活躍した多くの英俊が育ちました。吉田松陰は僅か30歳で亡くなりますが、彼が育てた弟子たちが動乱の日本を動かし新生日本を立ち上げました。しかし弟子の中で3人だけが育たなかったと言われています。何故育たなかったのか? この3人の弟子にはものに感激・感動する素地がなかったそうです。感動は人間を成長させる原動力のようです。
日本熊森協会という自然保護団体が兵庫県西宮市にあります。名前の通り熊などの野生動物がいる自然を守り復元することを目的にした団体です。豊かな森は私達が生きる上で大切な水を育みます。森が豊かかどうか識別する象徴は熊がいるかどうかだそうです。畑や農作物を荒らす熊や猪は山村農家からいみ嫌われています。では何故熊たちが奥山から人家近くに出てくるのでしょうか。それは森が豊かでないからです。戦後林野庁の指導で広葉樹が伐採され、その結果野生動物の食べる木の実がなくなってしまいました。原生林を歩くと獣道が森に風を通し、熊が無駄な枝を折ってくれて太陽光を森に入れてくれていることが分かるそうです。こう話してくれたのはこの日本熊森協会を立ち上げた森山まり子会長です。尼崎の中学校の教師をしていた時、生徒たちは兵庫県のツキノワグマが絶滅しそうになっている新聞記事に強い衝撃を受け、「胸の痛みを抑えきれなくて」熊保全活動に立ち上がりました。署名活動をして役所や環境庁に出向きましたがいい返事はいただけません。そんな中で兵庫県の貝原知事は植樹祭で使う木を全て広葉樹に変えてくれました。県から植樹祭に招かれたのをチャンスに子供たちは臨席される天皇陛下に熊を絶滅から救ってほしいと手紙で訴えました。陛下のお陰で直ぐにツキノワグマの狩猟が禁止されました。子供たちの熱意が国を動かしたのです。先生曰く「気が付くと校内のいじめはふっとんでいました。高い志が子供たちを成長させたと思います」。
(3)MAMORUKUN豆知識 子供たちを害虫から守ります
幼い子供にお父さんはという質問をしたら「男」と答えたそうです。じゃあ お母さんはと訊ねたら少し考えて「だあい好き」と答えたそうです。「まもる君」も子供さんに愛されています。弱酸性ですのでお肌に安心。悪い害虫を寄せ付けません。