快適生活研究所情報 2008年07月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)源氏物語千年紀 紫式部の評価とは
京都は今源氏物語一色。瀬田川のほとりに建つ源氏物語ゆかりの寺石山寺に何度か参詣したことがあります。石山寺は西国巡礼33札所の13番目札所となっています。巡礼は四国88ヶ所が有名ですが全国いたるところにあります。大師が亡くなった時弟子たちに「私の亡骸は土地の人に任せて私が巡り歩いたところに人々を伴い私の教えを伝えなさい」と話されたことがその由来とか。平安時代寛弘元年(1004年)紫式部が新しい物語を作るために7日間この寺に参篭したとあります。参篭した部屋は今も「源氏の間」として保存されています。石山寺座主鷲尾遍隆氏のお話では当時の人々は紫式部に対して二つの相異なる評価をしていたそうです。一つはあれだけ見事な文を書くので観音様の化身とするものと、もう一つは人々を惑わすような文を書いたので地獄に落とされる女性と評価するものです。
(2)カンボジアの子供たちに希望を カトリック吉祥寺教会神父 後藤文雄氏
ラジオ深夜便のアンコール放送を聞きました。戦争で母と2人の兄弟を亡くし、1人だけ逃げた父を無責任だと怒って大喧嘩した後藤氏は教会に飛び込んで神父に「これから私は何をすればいいのでしょうか」と相談します。「神父になりなさい」と言われて、迷いながらも父への反発もあり神学校へ。ラテン語習得に苦しみながらも同期3人と共に無事神父に叙階されます。吉祥寺教会で司牧されている時にカンボジアのポルポト政権が倒れ、孤児になった4人の子供たちを引き取って里親になります。ある時来日した女流作家ワンナ・ヘアックさんの講演を聞きました。彼女はポルポトが残した民族同士の憎み合いをどうすれば解決できるかとの質問に「和解し、許し合うことです。そうでないと新たな憎しみ合いが始まり被害者が加害者になります。それを止めるのは和解し許し合うことです」。またあなたはポルポト時代苦しみながらも生き抜けた理由はとの質問に「それは希望でした。こんな邪悪な時代が長続きするわけがないと固く信じていました」。後藤神父は彼女の講演を聞いて感動します。その半年前に里子の1人のラ君が離れ離れになった家族を探したいと一時帰国したのですが、現地で彼の世話をした老僧が後藤神父に「子供たちに希望を与えるために学校を作って欲しい」と依頼してきます。「よし人肌脱ごう」と決心し学校作りに取り組みました。現在まで14校を建て15校目が建ち始めています。まさに「教育は希望を、希望は平和を」実現するために働かれています。彼の神父生活も順風万帆とはいかなかったようです。事実3人の同期生が神父を辞め次は俺だなと思われたそうです。後藤神父曰く「カンボジアの子供たちを助けていると思っていたら、じつは彼らに支えられていたのですね」と。
(3)MAMORUKUN豆知識 HPでの検索項目
当社のHPを検索される方がどんな項目で検索されているのか調べて見ました。
@ヒノキチオールAムカデB六一〇(ムトウ)ハップCアタマシラミがベスト4でした。最近多いのがアタマシラミです。6月号でもご紹介しましたが「まもる君」で簡単に追い出すことができます。詳しくはMAMORUKUN物語番外編をご覧下さい。