快適生活研究所情報 2007年10月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)この秋の流行は・・
この秋の流行色は黒だそうです。黒は存在感のある色ですし、グレードが高く重厚な感じがします。喪服を代表するように誰でも着ることが出来ますが着こなすのはかなり難しい色だと思います。白物家電が黒物家電に、黒い車が増え、黒いブーツで街角を闊歩する女性を多く見かけるようになるかも。皆さん黒を着こなす自信はおありですか。
(2)格差社会はここまで
最近ワーキングプアーという言葉をよく耳にします。石川啄木が「働けど働けど わが生活楽にならざり じっと手を見る」と歌ったのは決して遠い昔の話しではありません。小泉改革で今再び現代によみがえってきました。 ネットカフェを利用する方の7.8%(公表5,500人)が帰る家がなくここで寝泊りをしています。ほとんどが20歳代と50歳代の方だそうです。利用する理由は仕事を失ったから。大手がこぞって実施したリストラは今なお傷跡を残し、景気回復が叫ばれる今でもこの有様です。リストラが家族崩壊を少なからずもたらしたという反省があるのでしょうか。 国民健康保険を払えない人が増えています。病院に行かないで市販の薬で我慢し、どうしてもという時は病院に行きその都度お金を支払っている方たち。「国は貧しい年寄りは早く死ねと言っているんですよ」という彼らの悲痛な声に為政者始め私たちは耳を傾けなくてはなりません。 罪を犯して収監された方の中で軽度の障害をお持ちの方が結構いらっしゃるとNHKのクローズアップ現代で知りました。番組に登場された60歳代の女性は普段接していたら障害者だと誰も気がつかない方です。恐らく親御さんは通学の時に気がついていても世間体を考えてちゃんとした措置をとらなかったのでしょう。当然就労しても健常者のようにてきぱきと効率よく働けませんから直ぐに首になります。転職を繰り返した後職を失い、収入が途絶え、住む場所を追われ、ひもじさから万引きをして捕まるという悪循環。周囲が早い段階で気付いて国の支援を得るようにしていれば彼女のような悲劇は防げたかも分かりません。ある社会福祉法人が彼女を引き取り、職を与えました。周囲の理解と思いやりの中で彼女はやっと安住の地を得ました。国がこのような「最も弱い立場にある人々」に目を向け、手を差し伸べて欲しいですね。憲法第25条が保障している権利「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」を再度確認しなくてはなりません。
(3)MAMORUKUN豆知識 トムとジェリーもホッと!!
まもる君が野良猫に忌避効果があるという情報に沢山のお問い合わせがありました。何故ですか、有効な方法を教えてという声にお答えし、開発者で製造元の宮明邦夫社長にお聞きしました。かいつまんで説明しますと、ヒノキ、ヒバは自己保存のためにフィトンチッド(ヒノキチオール)を体内で作り出しています。彼らを脅かすのは病原菌であり害虫で、次いで小動物となります。彼らの爪や歯から身を守る力をヒノキチオールは持っていると思われます。しかも不思議ですが野性種には効果的に働きますが、家畜類には? これは殺傷能力を持っている毒薬ではないために感受性の鈍っている家畜やペットには効き目が少なくなるということです。本当に自然の神秘ですね。使い方ですが魚の骨等を入れたビニール袋にまもる君をたっぷり噴霧して密閉し、猫が出てくる所に置いておいて下さい。