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快適生活研究所情報 2007年08月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)お盆にお墓参り

毎年お盆にはお墓参りをしますが、何時頃からこのよき風習が定着したか定かではありません。大体8世紀頃、夏に祖先供養を行うようになったそうです。

各地で盆踊りや精霊流しなどいろいろなお盆の行事があると思います。弊社がある京都では五山の送り火がつとに有名ですし、お隣の奈良市にも高円山大文字送り火という行事があるそうです。

年に1度お盆に親戚一同集まって、お線香・供花とお供え物を持ってお墓に行き、手を合わせ、「いのち」をつないでくれたご先祖さまに感謝したいと思います。そして、私たちが今生きていることを心から喜びたいと思います。

(2)森岡まさ子さん97歳 出会いは人生の宝

昭和34年広島県の山奥でユースホステルを今は亡きご主人と始められました。村長さんの息子さんで慶応大学を卒業し新聞記者をしていたご主人は昭和20年入営して3日目で被爆されました。ご主人は「こんな身体になったけど、若い人のために、社会のために何かしたい。ユースホステルなら若い人に出会うことが出来る」と熱望され、奥さんも「もう少ししか生きられない主人の希望をかなえてやりたい」との思いから始められました。4畳半から始められたとお聞きしビックリ。若い人が来るとご主人は「この日本が残るように頼むぞ」と涙を流して語り、若者も泣き、奥さんも台所で泣いていたそうです。「こんなひどい原爆も人間が作ったんだから平和も人間が作れないはずはない。儲けるよりも人を大切にしてくれ」とご主人はいつも奥さんに話されていました。ご主人が亡くなられてマライーニ先生のご招待で初めてヨーロッパに旅をされました。文化人類学者のマライーニ先生との出会いは昭和10年頃大丸でタイプの仕事についた時日本研究で来日されていた先生にお会いし、気に入られて秘書になったことです。その後困った時に何くれとなくお世話をして下さったそうです。この方との出会いが彼女の心を支え、経済的にも支えてくれたと話しておられました。60歳で一人旅を経験されます。

「小さなことに拘ると住む世界が小さくなる」と先生から教えられました。30万人の学生たちから今も森岡ママと慕われています。まさ子さんは「愛と笑いと喜びを運ぶママになりたい」とおっしゃっています。97歳でも請われれば日本中どこでも喜んで講演に出かけられます。「若者を見たら国の盛衰、力が分る」というまさ子さんの言葉を重く受け止めなければと思います。

いつまでもお元気で活躍されますようお祈りしたいと思います。

(3)MAMORUKUN豆知識(38)

ゴキブリがよく出る水周りに「まもる君」を噴霧するとゴキブリの引越しが始まります。

そこでゴキブリホイホイを近くに置いておけば行き場を失ったゴキブリが大挙ご入場。お試しあれ。

(4)お盆休みのお知らせ

8月11日から19日まで勝手ながら休ませて頂きます。