快適生活研究所情報 2006年10月号 |
弊社経営理念
信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)コーヒーブレイク
秋の深まりと共に、行きつけのコーヒーショップで本を読んでおられる方を目にするようになりました。コーヒーの香りはリラックス効果と脳の働きを活性化させるそうです。またコーヒーの成分であるカフェインがストレスを緩和します。
働けど働けど楽にならない格差社会、自然が失われ癒しのない社会、複雑な人間関係、氾濫する情報・・。周りに渦巻くストレスの中で、ほっと一息入れたくなったら、コーヒーブレイク。少し早いですが、木々の紅葉も楽しみですね。私が住んでいる所でも東北並みの紅葉を楽しめる所があります。奈良県天川村にあるみたらい渓谷です。山上川沿いに目も眩むような見事な紅葉を見ることが出来ます。中でももみじの赤が清楚で美しいですよ。一見の価値があります。
(2)古民家再生に取り組む 降旗廣信氏
家業の建築会社を飛び出して東京に。その負い目からか体調を崩し、結局は信州の実家に戻る。家族の献身的な看病にも関わらず精神的に落ち込み、白馬で死に場所を探すほどになったが、そこで気が付いたことがある。
人としてなすべき勤めを果たさなかったら何の意味もないと。「真人間になった」と氏は語る。
氏の家の周りには民家があり、貧しい人が沢山いた。最初はその人たちのために古い民家を直すことを考えたそうです。病気の家を治す。しばらく家の医者のような仕事をしていたら、ある時、命を全うしたと思える家に出会った。これは医者のレベルではなく、家を生き返らせるという思いで仕事をしなければと感じた。
数百年を経た古民家再生を依頼されると氏は先ず仏壇で線香を上げ、家のご先祖さまについて家族の話を聞くことにしている。家の歴史に触れると、家族の思いや心がその住居を作っていると思う。家自体が癒しになっていると思う。古民家の歴史やいぶきを感じ取り再生プランが生まれる。氏が再生した古民家から町おこしが始まったところもあるそうだ。
これからの仕事について氏は語る。「私は失われた日本を取り戻したいと思っている。日本人は心を失ったような気がする。昔の日本が美しかったのは、そこに住んでいる人の心が美しかったからだと思う。何とかこの心を住居でもう一度取り戻したい。家の再生ひいては人の心の再生をしていきたい。」
(3)MAMORUKUN豆知識はMAMORUKUN物語を連載しておりますので、その間お休みします。弊社HPをご覧下さい。
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