快適生活研究所情報 2005年07月号 |
弊社経営理念
信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)自殺者7年連続3万人を超える
高齢化率19.5%、いよいよ5人に一人が高齢者という時代に入ってきました。そして出生率は昨年同様1.29と過去最低水準が続いています。自殺者はというと7年連続で3万人を超えました。未遂に終わった人はこの5〜10倍いると言われています。自殺の原因は「健康」と「経済生活」で2/3を占めています。7年連続で自殺者が出ているということはとりもなおさず国が有効な対策を取っていなかったという証です。日本を上回る自殺大国だったフィンランドでは、自殺した人の遺族に会って原因を究明するとともに、教会や学校、職場で「うつ病」患者への相談や治療に力を入れ、自殺率を3割減らしたそうです。日本では若い人の集団自殺のニュースが相変わらず報じられます。フリーター、パート、アルバイトしか就職先がなく、両親の支援がないとやっていけず、夢が持てない若い人達。これを企業の「連結会計」に模して「連結家計」と言うそうです。それが本来の健全な社会と言えるのかどうか。我々は今問い直す必要があると思います。
(2)おばさんは元気
最近少しはりこんで近所の粋なレストランに家内と昼食に訪れると、ほとんどのお客様が女性でした。まことに失礼な言い方ですが友達連れの「おばさん達」でした。子供から手が離れ、今まで手が掛かった家事労働は自動炊飯器、全自動洗濯機、食器乾燥機がありボタン一つでOK。暇になったおばさん達は親しい友達と出かけまくる。観光旅行に高級レストランへとくりだす。おばさん達の元気さは世界第二位の経済大国日本を髣髴とさせます。一方おじさんは所在無く、元気な奥様を横目でにらむだけ。今頃サラリーマン時代働き蜂で趣味の一つも持てなかったことを後悔しても始まらない。老後のことまで考えが及ばなかったと嘆くばかり。かといって「一緒に連れて行って」とは男の沽券が許さないし、例え言っても「濡れ落ち葉はいや」と冷たい視線に晒されるのがおち。それこそ惨め。人間はどういった状況におかれたら幸せなのか、老後の夫婦の関係、自分と地域や社会との関わりをどう確保したらいいのか、リタイアする前に考えておく必要がありますね。
(3)MAMORUKUN豆知識(24) ヒノキ風呂のメンテナンス
ヒノキ風呂のぬるぬるの原因は2つあります。一つは汚れが付着してできる場合と、もう一つは微生物が湯船の表面の汚れなどに繁殖して膜を作る場合です。どちらの場合も普段MAMORUKUNを使用することで、浴槽表面への汚れの付着を防ぎ、微生物の繁殖を妨げる効果があります。掃除の際に軟らかいタワシとMAMORUKUNのセットで十分にぬるぬるが取れると思います。ヒノキ風呂は古くなると表面が水になじんで、肌触りがぬめりを感じるような滑らかさになりますが、それは汚れからくるものではありません。それまで取ろうと無理にこすり上げると、木肌を傷つけてしまいますのでご注意下さい。