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快適生活研究所情報 2004年12月号

弊社経営理念
信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)生命と糧

新潟県中越地震で崩れた岩だらけの斜面から、2歳の皆川優太ちゃんを命がけで救出したハイパーレスキュー隊員達の活躍に感動しました。

しかし世界では年間約千五百万人(内子供が千万人)が餓死していると言われています。単純計算ですが、現在の穀物生産高からすれば、今の世界人口が倍になっても飢えはありません。ところが世界の穀物の半分以上を、世界人口の1/5以下の先進国が消費しています。日本は、世界人口の2%に過ぎませんが、世界の穀物の11%を輸入しています。そして、輸入穀物の1/3が人間の食用に、2/3が家畜の飼料になっています。なんと輸入食用穀物の1/3が食品製造過程やレストラン、家庭から廃棄されているのです。日本が物質的に豊かな裏側に、食を奪われた貧しい国々があることを忘れないようにしたいものです。とりあえず消費を美徳と思わないで、物を大切にしたいですね。

(2)介護保険の見直し大詰め

介護保険制度が導入されて4年余りとなり、05年の見直しが今大詰めを迎えています。厚生労働省は介護予防に力を入れて、利用者が増えないように制度を変えようとしています。予想以上に膨らんだ支出を何とか抑えこむことが狙いです。元々介護保険制度は「高齢者の尊厳を確保し自立を支援する」「高齢者を家庭だけでなく社会全体で支援する」「信頼される介護サービスの確立」だったはずです。

自立支援だからリハビリに力を入れるという理屈でしょうが、70、80代の方には酷な話です。機能維持こそが最大の課題なのではないでしょうか。プライバシーの保護を重視して新型特養は個室化し、増えた建築費用はホテルコストという名目で入居者負担になっています。10万円以上の負担に耐えられない人は入れなくなりました。(低所得者でも9.5万円)福祉について今一度原点に返って考えなくてはならない時期にきたように思います。

(3)MAMORUKUN豆知識P活用編 お風呂@

寒い冬にはお風呂が一番。ヒノキチオールは除菌効果がすごい。そしてヒノキの香がまた嬉しい。ご家庭のお風呂(湯量約180リットル)で50〜70cc程度入れてご入浴下さい。お湯がたっぷりとし、ヒノキ風呂に変わります。お体を除菌し、アトピーや乾燥肌のかゆみを取り、リラックスすること間違いなし。一度お試し下さい。

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