快適生活研究所情報 2004年10月号 |
弊社経営理念
信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)アテネオリンピックで中年の星と呼ばれて……
アーチェリーで銀メダルを取った高校教師・山本博氏41歳。プレッシャーから開放されたのは、「人に勝つのが目的ではなく、アーチェリーの技を最高度にまで高めていくことが目的で、五輪はその舞台に過ぎないと気づいた。」からだそうです。立派だと思ったのは「自分の欲求の全てが満たされたとしても、それで人生を幸福に過ごせるとは限らない、それなら家族を少しでも幸せにしようと思うようになった。」と言う言葉で、家族の幸せがあってこそ自分の幸せがあることに気づかれたことです。
同様に社会の幸せがあってこそ家族の幸せがあると思います。
(2)温泉水を考える 大河内正一法政大学教授のお話
日本人は神代の昔から温泉を愛し、固有の浴用文化を育んできました。
温泉地数2,500ヶ所、源泉数25,000、湧出量2500m3/秒 を有する、まさに世界に誇れる温泉文化国です。現在、国内の7割を超 える温泉では、温泉源泉の湧出量の減少などを理由に、浴槽の温泉水を ろ過し、再使用しています。そして、不足した温泉水のみを補う循環式 システムが採用されています。しかしこのシステムでは雑菌が必然的に 増殖することから、レジオネラ菌などの安全対策上、酸化作用を持つ塩 素などで殺菌が義務付けられています。そのため、時間経過だけで酸化 が進行する温泉水は塩素が加えられることで還元作用を全く失いその逆 の酸化作用を持つことになるのです。このような温泉に入浴することは、 塩素殺菌されたプールに入るのと同じことを意味します。
温泉には「三養」と呼ばれる利用法があります。疲労を回復させる「休養」、健康を保持し病気を予防する「保養」、病気の治療をする「療養」。
ところで、この「三養」を支える大きな柱に、皮膚の錆びつき(酸化)を抑える還元作用というものがあります。この還元作用こそが真の温泉効果と言えるのです。皆さん温泉行きもよく研究してからにしましょう。
(3)MAMORUKUN豆知識N
植物精油はそれぞれ何らかの抗菌作用を持っています。樹木ではヒノキ、青森ヒバ、ユーカリなどが知られており、香草類ではラベンダー、カミツレ、セージ、シソ、ワサビ、カラシなどが有名です。お刺身にワサビを付けて食べるのは抗菌という意味があるのですね。
MAMORUKUNはタイワンヒノキ、青森ヒバ精油から抽出されたヒノキチオールを主成分にしております。