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快適生活研究所情報 2008年01月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

(1)おとそ とは

お正月の朝はどこの家庭でもお雑煮やおせち料理を頂く前に全員で「おとそ」を頂き「おめでとうございます」と挨拶します。この「おとそ」をいただく意味は一体何なのか、またいつからこのような慣習が始まったのか疑問に思い調べてみました。「屠蘇」とは「蘇」という鬼を屠(ほふ)る、殺すということだそうです。そして千年以上前の嵯峨天皇の時代、中国の博士蘇明が伝えたもので、天皇四方拝(元旦)の御式後、屠蘇にお酒を用いられたのが始まりで、以後庶民もこれに倣ったとか。元旦に屠蘇を飲むと一年中邪気を払い、家内安全、無病息災でいられるとして、屠蘇酒で新年を祝うのが儀式となったそうです。

(2)写真家 沖守弘さん インドに魅せられ、そこでの出会い

ラジオ深夜便で沖さんが「こんな方にめぐり合えたのは奇跡」とまでおっしゃったマザーテレサと出会い、彼女の写真に生涯を掛けたお話をお聞きしました。インドには5000年続くヒンデイズムに興味を持ち、丁度200ドルの格安の周遊券を得て見て歩かれました。4WDの車で何と地球を1周半する距離を走ったそうです。撮った枚数は10万枚。ヒンズー教には「創造の神と維持する神と破壊する神」がいて、どういうわけか破壊する神シバ神が多く祭られています。破壊があるから創造があるという輪廻の考え方に由来しているようです。そんな仕事の最中にインドの銀座通りのようなところでマザーテレサを紹介した本に出会いました。飢えと貧困の溢れるカルカッタで、30年間に渡って無償の奉仕をしている彼女の活動を知り感動し、その本の表紙を飾る彼女の笑顔に惹かれて会いに出かけました。そして彼女に「あなたの活動を写真に記録して日本に紹介したい」とお願いしたのです。彼女は快諾して「先ず私が祈る姿から撮影して欲しい」とおっしゃったそうです。後から考えるとそれは私がキリストと出会う姿からスタートしてほしいという彼女の願いだったのでしょう。ノーベル平和賞を受賞され祝賀パーティーに招かれても口にすることなく「これを貧しい人に分け与えて下さい」とおっしゃるマザーの姿に感動し益々惹かれていきました。日本では受賞1年前彼女の写真集を大手出版社に頼みましたがどこにも相手にされませんでした。しかし受賞後その大手出版社からどんどん写真集の依頼が舞い込んだそうです。彼女が亡くなる半年前に自らも食道癌に罹り、それをおして医師の同伴でお見舞いに出かけられました。自室の粗末なベッドで彼女は自分のことよりも彼の病気を気遣い「神様にゆだねなさい」とおっしゃったそうです。沖さんは食道癌に罹って早11年、今も彼曰く「生かされて」います。洗礼はまだ受けていませんが、お話の最後に「向うでマザーに会ったら、合わせる顔がないかな」とおっしゃっていました。

(1)MAMORUKUN(まもる君)豆知識

暮れに入って利き手の親指の先があかぎれし痛くて困りました。試しに「まもる君」を噴霧したところしばらくすると痛みが和らぎました。除菌作用でしょうか。怪我をして分かったのですが親指の先を傷めると先ず字が書きにくくなります。年賀状を書かなければならない大切な時期なのに嘆くことしきりでした。そしてワイシャツなどのボタンが掛けにくくなり、ボタンに触れるととても痛くて・・。体の全てが大切なところなんだと再認識しました。