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快適生活研究所情報 2018年6月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)感動する心を持ち続けること 日本画家、日本美術院理事長 田渕俊夫さん

日本画の大御所平山郁夫さんの唯一の愛弟子です。今年喜寿を迎えられました。昨年奈良薬師寺で5年がかりで完成させた大作を奉納されました。師が玄奘三蔵の足跡を辿った「大唐西域壁画」を薬師寺に奉納されましたが、田淵さんは師が最後に描いた西安の大雁塔以降の部分、つまり遣唐使船が渡海して日本に着き、大和の国に入られるまでを描かれました。50年間絵を描き続けて、初めて仏画を描かれたそうです。「自分を追い込んでいかなければ、いい絵は描けません。追い込んで日々絵を描き続けていても時々自分は思い上がっているなと感じることがあります。無我夢中で絵筆を走らせていたかつての感覚を取り戻さないと命がいくらあっても足りないといつも反省しています」。「10ヶ月間アフリカで植物のスケッチに没頭しました。帰途イタリアではルネッサンス芸術を目の当たりにしました。その時つくづく実感したのは自分が本当に求めていたのはこれではない。やはり日本画だということでした。帰国する頃は無性に日本画が描きたくなりました」。「青木ヶ原」という日本画を院展に出品されて注目を集められました。平山郁夫先生から学びたいという強い思いがあり、弟子入りをお願いしてから、片岡珠子先生からお誘いがあった、愛知県立芸術大学で教鞭を執られています。その後平山先生の引きで44歳の時に東京芸大の助教授になられました。師と食事をしていた時「横山大観が「教師ナシ、先輩アリ」という言葉を取り上げて、「自分の子供と言うのは、親は育てられないものだね。育ててくれるのは先輩なんだよ」としみじみおっしゃったそうです。師に教えられるだけでは駄目だと。「師の大胆なタッチと私の繊細な画風はまるで対照的でした。私の作風を気に留めて「剃刀では大木は切れないよ。大木を倒す時はやはり鉈だよね。」といろいろと助言してくれました。しかし鎌倉のご自宅に寄せていただいた時に「田渕君は僕と同じような気持ちで絵を描いているから、もう大丈夫」とおっしゃって、それ以来何もおっしゃらなくなりました」きっと自分と共通するものがあって何も言わなくてもこいつは描けると思ったのかもわかりません」。その意味で「私は師の本当の精神を学んできたという自負があります」。田渕さんが心がけていることは挑戦です。「日本画の絵の具は奥が深い。こんな方法があった、ここはこのように塗ってみようと毎日が挑戦です」。「長く日本画を描いてきましたが、最終的な目標にしているのは墨絵です。墨は形と濃淡だけでその色の深みを表現しなくてはいけない。まさに日本画の極地です」「どのような絵に挑戦するにしても絶対に忘れていけないものがあります。それは感動する心です。自分が感動することが出来なければ人を感動させることは絶対に出来ない。感動する心を持ち続けるには常に心のアンテナを磨いておくことです」私もこの言葉を肝に銘じております。

(2)「まもるくん」の消臭効果

4月25日のNHK「あさイチ」で「気になる体臭!撃退法」が放送されました。最新の研究で見つかった「ミドル脂臭対策」はごしごし洗うと逆効果になるので、石鹸を泡立てて、優しく手で洗い、食用のクエン酸を浴槽にスプーン2杯程度入れて入るといいとのこと。「まもるくん」ならこんな手間暇掛けないで体に噴霧し、摺り込めばいいし、入浴時に50cc程度入れればヒノキ風呂まで楽しめます。特に口臭について番組で言っていたのは、つまるところ歯垢と舌の汚れだそうです。舌の汚れは濡らしたガーゼを用いてケアすることを勧めていました。面白いのは、にんにくには牛乳、お酒にはシジミ汁が臭い対策になり相性がいいそうです。
私は起床時と食後歯磨きをした後で必ず「まもるくん」で口をすすいでいます。お試し下さい。