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快適生活研究所情報 2017年4月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)素直な初心を持ち続けるとは 山岡鉄舟に学ぶ

江戸城無血開城の立役者は勝海舟と西郷隆盛だけではありません。山岡鉄舟を忘れてはなりません。15代将軍徳川慶喜の使者として勝海舟の手紙を携えて東征軍の大総督府に単身乗り込み、西郷に会い、勝との会談を実現させ、江戸を戦火から救いました。鉄舟は幼少期から剣・禅・書の修業に励んでいます。身長188cm、体重105kの偉丈夫でした。勝がどうやって敵陣を潜り抜けるのか心配して訊ねると「それは我が胸中にある」と答えています。西郷の「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るもの也」という有名な言葉は鉄舟を指しているそうです。鉄舟は数々の名言を残しています。「晴れてよし曇りてもよし不二の山もとの姿はかわらざりけり」人は褒められると舞い上がり、けなされると腹が立ちます。しかし自分の価値は他人の言動によって左右されるものではないという意味です。「剣術の妙処を知らんとせば、元の初心に還るべし。初心は何の心もなし」素直な初心を忘れ、慣れた時が一番危ない。自分を捨て、素直にならなければ、どんな尊い教えも自分の中に入ってこないという意味です。「行く先に我が家ありけりかたつむり」私達は自分に心地のいい所を自分の居場所、心地の悪い所は自分の居場所ではないと選別しています。ですから職場等で自分の居場所がないと不満を言うようになります。仏教では生きることを苦と説きます。それは思い通りにならないという意味です。自分の生きる環境を選んでこの世に生まれてくる人はいません。この世は生まれながらにして思い通りにはいかないものなのです。やはり今自分がいる所を居場所と思い定め、そこで自分の出来ることを一所懸命にやっていくことです。それによって人生は開けていくものだという意味です。「いま・ここに」をなかなか徹しきれません。何度も失敗して自分の身につけていくものです。時間をかけ努力を重ねた先に何かが生まれるのが本来です。山本玄峰老師が「磨いたら磨いただけの光あり性根玉でも何の玉でも」とおっしゃっています。何事もまずはきちっと向き合うこと。どんな辛いことがあっても、そこから逃げていては何も生まれません。日々自己を磨き、物事に真正面からぶつかっていくことで国難を救った鉄舟。 世間体や周りの目を気にし、何事も無難に過ごすことが是だとほとんどの人が考えている時代に、山岡鉄舟はよきお手本を示しているように思います。

(2)まもるくん豆知識 ムカデ撃退法

そろそろ害虫が出てくる頃です。昨年製造元の宮明社長から、ムカデ撃退法を教えて頂きました。「使い方ですが、撒いた上を 越えてやってくることがないようにするのが使い方の原点です。家に入れたくない場合は、軒の下などに噴霧をするのが、一番効果があります。雨が降ると、希釈されますので、雨の時期はできれば雨に濡れない軒下に噴霧するのが一番いいと思います。 また、特定の場所、子供部屋の窓、寝室の窓などをムカデが入らないようにするには、窓の下にタオルを細く切ったものに、噴霧をして敷いておくのも効果的です。赤ちゃんのように動かないで寝ている場所に近づけたくない場合は、部屋の中の赤ちゃんの布団、ベビーベッドの周りに噴霧すれば、家には入っても、その噴霧円の中を守ることになります。どうしても気温が高い時期に、ムカデが活発化するため、蒸発の早い季節になりますので、梅雨から夏にかけては、こまめに噴霧して頂くことがムカデ対策のコツです。 家の外には比較的安価な、粉状殺虫剤を撒き、特に守りたい家の中の寝具やベッド、子供部屋などの周りに、安心安全な「まもるくん」をたっぷりと噴霧して頂くことが要点かと思います。