HOME > 快適生活研究所情報

快適生活研究所情報 2016年11月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)日本食を世界に NOBU&MATSUHISAオーナーシェフ 松久信幸氏

世界五大陸に全部で42店、3、000人以上のスタッフを抱えると聞いてびっくりしました。それに3年前からホテル経営にも乗り出しておられます。ビジネスパートナーは何と俳優のデ・ニーロ氏。凄い人がいたものです。しかしなさった苦労も半端ではありません。新宿の松栄館で約7年修業していた時に日系ペルー人に誘われて、ペルーでお店を始められました。ところがそのペルー人が利益優先で嫌気がさし3年で店を辞めることになります。そして西村輝夫さんというペルーの日本大使館で働いている人の紹介で、アルゼンチンで日本料理店を開業します。しかし、この国の人たちは肉料理主体の食生活であるために日本料理を受け入れてもらえず失敗に終わります。帰国後友人のお店で働いていた時に食通で知られる俳優の金子信雄さんからアラスカで日本料理店経営のパートナーを探していると教えられ再再チャレンジ。いざオープンすると連日満席の大盛況です。ところが50日目に店が火事にみまわれたのです。頭の中が真っ白になり絶望のどん底に落とされました。「これで何もかも終わりだ。どうやって死のうか」とばかり考えたそうです。先月ご紹介した山野井さんがおっしゃた通り、その後のことの記憶がないそうです。そんな松久さんを絶望のどん底から這い上がらせたのは「やはり家族の支え」でした。「女房が『頑張ろう、頑張ろう』と僕を励まし続けてくれました」。そして生活資金500ドルを貸してくださる方がいたり、働き先を見つけてくれた人がいて、何とか生計を立てることが出来たそうです。その後ロスで働いていた店が売却されることになり、新たな店を探していた時に、アルゼンチンで助けてくれた西村輝夫さんが、何と6万ドルもの大金をポンと貸してくれたのです。それを元手にして37歳の時にMATSUHISA1号店をロスでオープンされました。「僕は『逆境は神様が与えてくれた宿題』だという言い方をするんですけど、そう思えば、時間は掛かるとしても、一つ一つ解決できていくんです。そして、神様は出来ない宿題は絶対に与えないと思うんですね。……目の前のことを一所懸命やっていれば、必ず誰かが助けてくれるし、前に進んでいく。だから常に一所懸命やることが僕の信条です」。一流と二流を分けるものは何かという記者の問いに「常に努力する人だと思います。前に進んでいる人がすべて一流とは言い切れないかもしれませんが、少なくとも止まっている人は絶対一流になれない」。「人生というのは常に自分に対する闘いだと思うんです。周りを敵と考えないで、自分がいかに意思を貫くか、あるいは柔軟な心を持てるか。健康を保つことも、リーダーとしての振る舞いも、すべて自分にとっての闘いですし、常に自分に厳しく闘い続ける」。松久さんのお話を読んで思いました。素直な心を持ち、向上心旺盛な人は神様が見放さないんだなと。

(2)まもるくん豆知識 ドライクリーニングにも「まもるくん」

ドライクリーニングしたら石油のような臭いがするとかカビが取れないとかでご不満の方が結構いらっしゃいます。そこで洗濯物を洗濯槽に入れる前に槽全体に「まもるくん」を噴霧されることをお勧めします。主成分のヒノキチオールには発火性が全くありません。気になる臭いも「まもるくん」の除菌パワーと消臭パワーで一挙に解決します。除菌データと消臭データは弊社HPでお確かめ下さい。しかも植物成分100%で安全。安心してご利用頂けます。