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快適生活研究所情報 2010年07月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)負けず嫌いにも3段階 囲碁棋士 張栩(ちょう・う)氏

今年棋聖、十段、大座、碁聖、名人、天元、本因坊の7大タイトルを制覇した張栩氏。まだ30歳である。7歳の時台湾から単身来日し林海峰氏の内弟子となる。言葉も分らず、成績も伸びず、勉強方法すら分らず、苦悩し台湾へ帰ろうとした時期もあったが、14歳でかろうじてプロに合格。その後十段戦の時極度のストレスや疲労から帯状疱疹になり激痛が走る中の試合で勝利する。その後病を克服し17連勝を飾る。「逆境の方が自分を強い気持ちにしてくれる」と語る。プロ棋士に共通する資質は何かという問に、「勝負に対する執念であり、簡単に言うと負けず嫌い」だという。以下原文を紹介する。

「僕は「負けず嫌い」にも段階があると思っています。先ずはその場だけの負けず嫌い」。勝負の世界に限らず、負けるのが好きという人はそうそういませんから、やはりやるからには当然勝利を目指すわけです。しかしそれがその場限りのものであっては「負けず嫌い」とは言えないと思うんです。自分が勝ちたい、もっと上手くなりたいと思ったら練習を積んだり体調を整えたり準備をするはず。これが次の段階です。しかし「真の負けず嫌い」はさらにもう一段階上じゃないかなと。それは「自分の人生のすべてを賭けて」という部分が加わってくると思うんです。一道を極めている人は必ずどこかの時期でこの経験をしていると思います。

氏のお話の中でもう一つ発見がありました。勝ち星を取りこぼさないために大切なことは何かとの問いに、「先ず相手を侮らないこと。「勝ち碁を落とさない」ということは当たり前のことですが、その当たり前のことを確実に継続できていると、当たり前ではない強さになっていくように感じています。」

4年前NHKプロフェッショナルで紹介されたパティシエ杉野英実さんのことを取り上げましたが氏も同じようなことを話しておられます「細部にこそ神は宿る」「職人が楽をしようとするとロクなものにならない。大事なことは当たり前のことで、当たり前を積み重ねると特別になる。」と。道を究めた方は同じことに気が付くのですね。

(2)タマネギのすごさ

以前NHKの「ためしてガッテン」で血がサラサラになる食材でタマネギが紹介されました。以来毎朝水にさらさないで生で食べ続けています。お陰さまで体調は良く、便秘に縁がありません。

先にご紹介した岡本裕医学博士の自己治癒力を高めるという話の中で「便秘を甘く見ない」が上げられていました。便秘は消化 →吸収→排泄のプロセスが崩れている表れで、タマネギに含まれるオリゴ糖や植物繊維が腸の運動を促進し、便秘を改善するそうです。タマネギに特に多いのはフラボノイドの一種であるケルセチンで、数ある食材の中で一番多いそうで、この成分が抗酸化作用をもたらし、活性酸素を取り除き、癌や糖尿病、高血圧など生活習慣病の予防に効果があるそうです。

これも以前紹介しましたがタマネギの皮を煎じて飲むと血圧を下げてくれます。私は2年前の定期健診で上が161下が101までになり、医者から血圧降下剤の服用を勧められましたが、飲み始めると止められないと聞き、タマネギを煎じたものを飲み始めました。3ヶ月継続したらそれぞれ20ポイント改善し、降下剤を飲まなくてすみました。