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快適生活研究所情報 2009年09月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)子供たちの元気な声が聞こえる町にしたい 根本良一前矢祭町長

民主党の子育て支援手当てが話題になっていますが、福島県矢祭町では桁外れの子育て支援を行っています。前町長の根本さんがおやりになったことですが第二子に50万、第三子に100万、第四子に150万円もの祝い金が贈られます。町民たちには「子供がすくすく成長できる町にしましょう。子供には税金を使いますが働き盛りの人には一切使いません」と明言されました。ちなみにこの町の出生率は2.04です。

平成の大合併を拒否し、「今までの歴史、伝統を守る」と独立宣言をしました。我慢しろは続かないので役場はどうするか職員たちで考えさせたそうです。議員定数も自主的に減らし、職員数も自然減に任せました。町長始め執行部、議員、職員が一体になって無駄の排除、節約に努めました。議員報酬は目に見える活動のみとして日当制に変えました。その他の議員活動はボランティア、社会貢献活動としました。職員には押し付けるのではなく自分たちで考えて、「アラ便利になったわね」と町民に評価される仕事を推奨しました。

町民たちも私たちが出来ることは応援しますという姿勢に変化していきました。その後町民が一番欲しがっている図書館を作る話になりました。町長は行政のあり方は「ゆっくり急げ」だと職員に話します。不要な本を下さいと全国に公募したところ何と45万冊が集まりました。それから職員たちは本の整理に忙殺されることになりました。住民たちは私が出来ることならと次々に申し出てくれ、町をあげて協力してくれることになりました。

「住民の義務は納税と法律を守ることでそれ以外は求めません。地方分権が叫ばれていますが、国に要求するだけではなく、こういうことを地方がしっかりやらなければ。」とおっしゃる根本さんの言葉にすごく説得力を感じました。

(2)新型インフルエンザ大流行の兆し 免疫力が肝心

8月21日、国は新型インフルエンザが流行期に入ったと発表しました。先日テレビで東京大学の感染症の専門家が驚くようなことをおっしゃっていました。「この新型インフルエンザはほとんどの方が抗体を持っていないので感染すると思う。ワクチンも副作用があるので注意して下さい。大原麗子さんが発症したギラン・バレー症候群も副作用の一つです。何よりも免疫力を高めて重症化しないようにすることが大切です。」免疫力を増強するには具体的にどうすればいいのか少し調べてみました。

私たちの体にはもともと病気を防ぎ、病気を治そうとする力が備わっています。免疫の主役を担っているのが白血球です。入浴後、スポーツ後この白血球が増強されます。つまり体を温める生活をすれば、免疫力が旺盛になり、病気の予防や治癒の助けになるそうです。参考までに下記しておきます。

@ 食生活 朝食は軽めにし、生姜紅茶、人参、リンゴジュースを飲む。昼食はおそばが最適、夜は和食を中心に好きなだけ召し上がって結構です。

A 入浴方法 ぬる目のお湯(38〜41度)に20〜30分つかる。

B 適度な運動 年齢に応じ1万歩から7千歩程度のウオーキング。スクワット運動もいい。

C 服装 マフラー、ストール、ベスト、マスクなどを着用する。マスクは衣類1枚分の保温効果があるそうです。

いまさらとあきらめないで、できることから始めてみては如何でしょうか。