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快適生活研究所情報 2008年02月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)オホーツク流氷の日

網走支庁は2月第3日曜日を「流氷の日」に制定しました。今年は17日です。流氷を通して地球温暖化を考え、この地域の文化、歴史、暮らし等を見つめなおす日、そして流氷について語り継いでいくための象徴的な日とするためだそうです。流氷の接岸期間は年々減少し一昨年108日あったのが昨年は約20日も激減しました。この地域は世界自然遺産になっている自然豊かな地域ですが温暖化が着実に進んでいることがうかがえます。

(2)松平康隆氏のリーダー力

今年は北京オリンピックが開催されます。かつて柔道と共にお家芸と言われたバレーボールが最近とみに低迷しています。今も語り草になっていますが東京オリンピックで大松監督が率いる女子が金メダルを取りました。その陰に隠れて話題にならなかったのですが、男子は銅メダルを獲得していたのです。監督をしていた松平康隆氏は8年後のミュンヘンで金メダルを取るプロジェクトを作りチーム作りを始めていました。選手の中心は猫田(故人)、南(故人)、中村です。死に物狂いの厳しい練習を耐えてメキシコで銀、ミュンヘンで金を獲得しました。松平監督は「努力したからといって金メダルが取れるものではない。運があるかどうかだ。だから感謝しなくては駄目です。こんな素晴らしい選手にめぐり合えたのですから。監督の私が選手を選んだのですが、彼らがいたから選べたのです。本当に彼らに感謝しています。」金メダルを取った後直ぐに政治評論家の藤原弘達さんから「これからは余生だと思いなさい」と言われたそうです。監督はまだ40歳を過ぎたばかりでしたが、その言葉を素直に受け入れ一線を退かれました。今バレーボールに守備専門のリベロという役割を持った選手がいますが、これは監督が世界に呼びかけて実現されました。大型選手の中にあって小柄でも守備能力があれば活躍できるようにとの思いです。先日ラジオで今沖縄に住んでおられる大古選手のお話を聞くことができました。メキシコオリンピックに行く前に監督から9m(コートの長さ)を逆立ちして歩くように命じられ、「それが出来たらお前をメキシコに連れて行ってやる」と言われたそうです。彼は期限最終日のテストで何とかクリアしました。彼は監督が何となく自信が持てない自分に9mの逆立ち歩きをやり遂げさせることで不動の自信をあたえようとしたのではないかと後から思ったそうです。お話の最後に松平監督はこうおっしゃいました。「リーダーは選手におもねっては駄目です。後から評価されるような指導者でないといけない。」とおっしゃっていました。心を鬼にして厳しく選手を指導し成果に結びつける。結果が全てで最後に真価が問われるのが世界に通用する指導者ということでしょうか。そういえば前述した鬼の大松監督、最近では女子ソフトボールの宇津木監督やシンクロナイズドスイミングの井村監督、阪神タイガースを優勝に導いた星野監督もそんなタイプの指導者だったのではないでしょうか。

(3)MAMORUKUN豆知識 12月からノロウイルスの抑制で活躍中です。